CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-140「メイズ・ランナー 最期の迷宮」(アメリカ)

2018年06月20日 01時44分08秒 | アメリカ映画
死に直面した人間は恐ろしい
 秘密組織“WCKD(ウィケッド)”に捕らわれたミンホを奪還すべく、彼が乗った列車を襲撃するも失敗に終わったトーマスたち。
 やがて“ラスト・シティ”と呼ばれる隔離地域に運ばれたミンホは、WCKDに寝返ったテレサによって強力なウイルス“フレア”の抗体開発のための実験台にされようとしていた。
 トーマスは再びミンホを救出すべくニュート、フライパンとともにWCKDへと向かうのだったが。(「allcinema」より)


 人気YA小説を映画化した「メイズ・ランナー」そして「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」に続くシリーズ第3弾で、完結編となる作品。

 前2作の公開期間は短かったが、本作は第2弾から3年ぶりの公開。

 そのため、やや前作までの記憶が薄れかけてはいたが、トーマスたちがWCKD(ウィケッド)という組織に追われていること、そしてトーマスの恋人だと思っていたテレサが裏切ったことなどは、何となく憶えていたな。


 冒頭、WCKDに捕らえられた仲間のミンホを助け出すべく、トーマスたちが走行している列車を襲撃するシーンから始まる。

 つかみとしてはなかなかのアクション・シーンだったかな。

 それでもミンホを見つけられず、トーマスはWCKDが管理するシティに彼が連れていかれたことを知り、危険を承知でミンホの救出に乗り出す。

 今回のメイズ(迷路)は、高い壁に囲まれ、厳重に警備された建物が聳え立つ、シティということなんだろうな。

 そこで、まさかの第1作で退場した人物が登場し、トーマスたちがシティに侵入するのを手助けするが、これはシリーズものにはよくある展開かな。

 前作から登場した、ウィルスに感染し、凶暴化した者たちに襲われ、トーマスたちの侵入を阻止しようとするWCKDの警備たちに対抗しながら、ミンホを助け出そうとするトーマスたち。

 シティがウィルス感染と外部の侵入者によって混乱していく中、やがてトーマスにある事実が知らされることとなる。

 ちょっと物語の行き着く先が判りづらい話ではあったが、必ずしも全てがハッピー・エンドにはならない終わりには好感が持てたかな。

 青春アクションものとして楽しめたシリーズではあったな。

/5

監督:ウェス・ポール
出演:ディラン・オブライエン、カヤ・スコデラリオ、トーマス・ブロディ=サングスター、キー・ホン・リー
    ローラ・サラザール、ジャンカルロ・エスポジート、パトリシア・クラークソン、ナタリー・エマニュエル
於:TOHOシネマズ渋谷

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 18-139「トウキョウ・リビン... | トップ | 18-141「V.I.P. 修羅... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事