CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-121「極主夫道 ザ・シネマ」(日本)

2022年06月07日 22時22分22秒 | 日本映画
D・A・R・E だれ!?
 かつて「不死身の龍」と恐れられた伝説の極道・黒田龍は結婚をきっかけに足を洗い、現在は専業主夫として平穏な毎日を過ごしていた。
 そんなある日、街に凶悪な地上げ屋が現れ、ターゲットの保育園に執拗な嫌がらせを始める。龍は元舎弟の雅とともに保育園の用心棒を引き受けるが、地上げ屋の行動はエスカレート。
 元武闘派ヤクザのクレープ屋・虎二郎やその妹で元レディース総長の虎春も龍の仲間に加わる中、思わぬトラブルが次々と発生し。(「作品資料」より)


 コミックをドラマ化し、その映画版となるのが本作。

 ドラマが放映されていたのは知っていたが、いつもの通り未見。

 最強の伝説を持つ極道、黒田龍は足を洗い、専業主夫となっている。

 ドラマを観ていないので、龍が美久と結婚し、専業主夫となった経緯などは判らず、本作でもそのあたりには触れていなかったな。

 いつものように主夫として過ごしていた龍であるが、町に怪しげな、と言うか、極道であること丸わかりのグループがやって来て、地上げを行っており、それに巻き込まれることとなる龍。

 嫌がらせを受ける保育園を護るため立ち上がる。

 極道モノという感じでもなく、笑いの要素も満載の話。

 ことが起こっても、何かと笑いで昇華させていく。

 龍だけでなく、何かとすぐに啖呵を切る面々。

 正直、そんなに啖呵ばかり切らなくてもいいのにとは思うのだが、まさかこの人が啖呵を、というところは面白い。

 龍たちの家の前に、幼い子供が置き去りにされており、その子にまつわる展開も興味深い。

 笑いも突飛な展開も若干はまらないところもあり、そうなるとやや冗長気味かなという印象は残ったかな。

 武器調達の男を演じていた、くっきー!のアドリブっぽいシーンは笑えたけれど。

 まあ極道が専業主夫となる設定から興味深い話ではあったが、弾け方がちょっと自分にマッチしないところも感じる作品であったかな。

/5

監督:瑠東東一郎
出演:玉木宏、川口春奈、志尊淳、古川雄大、玉城ティナ、MEGUMI、安井順平、田中道子、白鳥玉季、水橋研二、本多力、くっきー!、中川大輔
   片岡久道、新川優愛、渡辺邦斗、猪塚健太、藤田朋子、安達祐実、橋本じゅん、松本まりか、滝藤賢一、吉田鋼太郎、稲森いずみ、竹中直人
於:TOHOシネマズ池袋

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 22-120「フォーエバー・パー... | トップ | 22-122「鋼の錬金術師 完結... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事