CINECHANが観た映画について

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基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-122「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」(日本)

2022年06月08日 23時37分28秒 | 日本映画
おまえには、その資格がある
 亡き母に会いたい一心で錬金術最大の禁忌である人体錬成に挑んで失敗し、失った体を取り戻すため旅を続ける兄弟エドとアル。彼らが訪れた中央(セントラル)では、国家錬金術師ばかりを狙った殺人事件が相次いでいた。
 犯人は正体不明で、額に十字傷を持つことから「傷の男(スカー)」と呼ばれている。
 エドとアルも命を狙われ応戦するが、圧倒的な強さを誇るスカーに機械鎧(オートメイル)を破壊され、絶体絶命に追い込まれてしまう。(「作品資料」より)


 大ヒットコミックを2017年製作で実写映画化した「鋼の錬金術師」の続編にして完結編となる作品。

 2部作となっており、本作はその前編にあたる作品。

 国家錬金術師が次々と殺される事件が発生し、鋼の錬金術師であるエドワードも狙われることに。

 犯人は、かつて国家、アメストリス軍が内乱を鎮めるため、国家錬金術師を人間兵器として投入したイシュヴァールの民の生き残りである、スカーと呼ばれる男。

 復讐を誓う、このスカーを演じているのが、新田真剣佑ということで、何となく「るろうに剣心 最終章 The Final」を思い出してしまうところがあったな。

 このスカーの他に、不老不死の秘密を得るため、賢者の石を探すシン国の皇子、皇女もやって来て、死ぬことのないホムンクルスを捕らえるため、暗躍する。

 この前編にあたる本作では、基本、復讐のために錬金術師を殺そうとするスカーとの対決に終始しているが、エドワードとアルフォンスの幼馴染であり、エドワードが想いを寄せているかもしれないウィンリィの両親の死に関する物語も絡んでくる。

 シン国の皇子、リンはエドワードの敵となるのか、またホムンクルスたちはエドワードの敵となっているのか。

 複雑な様相を呈して、物語は進んでいくが、ラストはまさかの展開、そして次作へと続くということになっている。

 意外な人物がホムンクルスではないかという疑惑、そしてスカーとの対決がどうなっていくのか。

 本作は次作へと続く、種まきという感は否めないが、錬金術師が扱う攻撃など、CGを駆使した映像などは見応えあったな。

 とりあえず、次作が気になる展開となっていた。

/5

監督:曽利文彦
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、黒島結菜、渡邊圭祐、寺田心、内山信二、大貫勇輔
   ロン・モンロウ、水石亜飛夢、奥貫薫、高橋努、堀内敬子、丸山智己、遼河はるひ、平岡祐太、山田裕貴、麿赤児、大和田伸也
   舘ひろし、藤木直人、山本耕史、筧利夫、杉本哲太、風吹ジュン、佐藤隆太、新田真剣佑、内野聖陽、栗山千明、仲間由紀恵
於:TOHOシネマズ池袋

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