CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-120「フォーエバー・パージ」(アメリカ)

2022年06月06日 22時23分56秒 | アメリカ映画
腹を切ると言うだろう
 アメリカ政府は深刻化する移民増加問題の対策として、1年に一晩だけ殺人を含む全ての犯罪が合法化される法律「パージ」を発令する。しかしパージに乗じて人種差別主義の過激派組織が暴走を始め、終わりのない「無限パージ」へと突入してしまう。
 メキシコ政府は無法地帯と化したアメリカを援助するため、6時間だけ国境を解放すると宣言。
 メキシコ移民の夫婦アデラとホアンは雇用主一家と共に国境を目指すが、道中で過激派の一団に遭遇してしまう。(「作品資料」より)


 1年の中で、12時間だけ殺人を含む全ての犯罪が許される法律〝パージ〟

 そんな12時間のサバイバルを描いたシリーズ「パージ:エクスペリメント」に続く第5弾となる最新作。

 一度は無くなったパージ法が復活する。

 メキシコより不法に移住してきたホアンとアデラの夫婦もパージに戦々恐々している。

 ホアンが働いている牧場では、牧場主の息子が今一つホアンに対して良い感情を抱いておらず、パージの際にホアンを狙うのではないかと思われる。

 しかし、パージの12時間はアッサリと過ぎ去るのだが、そこから真の恐怖が待ち受けるという展開。

 もう12時間だけでなく、永遠のパージだと言って、狩りを続ける者たちが続出する。

 対象は移民などの外国人たち。

 ホアンと牧場主たちは結託し、何とかこの混沌から逃れようと奮闘する。

 混沌とするアメリカに対し、メキシコはパージから逃れようとする住民たちを受け入れようと国境を解放するが、それは時間が制限されている。

 ホアンたちは時間内に国境を目指すのだが、目の前に過激派と化した者たちが立ちはだかる。

 果たして、ホアンたちは過激派の手から逃れ、国境を超えることが出来るのか。

 この話を見ていると、どうも1代の前の大統領の言動から、あり得なくもない話だと思って、ゾッとするな。

 それを別とすると、サバイバル・アクションとして楽しめる作品ではあった。

/5

監督:エヴェラルド・ヴァレリオ・ゴウト
出演:アナ・デ・ラ・レゲラ、テノッチ・ウエルタ、キャシディ・フリーマン、レヴェン・ランビン、ジョッシュ・ルーカス、ウィル・パットン、アレハンドロ・エッダ
於:池袋シネマ・ロサ

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