四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

初恋

2017-11-01 11:43:10 | 日記
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
  島崎藤村「初恋」より

島崎藤村の詩「初恋」が発表されたのが、
明治29年10月30日。
それにちなんで、
この日が「初恋の日」になったそうです。

10月30日に書こうと思っていて忘れていた。
二日遅れで書きます。

こういう記念日があるんだ。
本を読んで知った。

誰でも初恋はある。
もちろん僕にも・・・。

小学6年生の時のクラスのY子ちゃん。
「好き」とも言えれなかった。
ただ憧れて彼女のことを見ていた。
少し話すだけでときめいていた。
純情だったんだね、あの頃は。

20歳を過ぎたころのクラス会で、
酒の勢いで告白した。
「あの頃、好きだったんだよ。
  君が僕にとっての初恋の人」
Y子ちゃんは大笑いしていた。
そして一言、僕に「知っていたよ」なんて言う。

携帯電話が普及したころのクラス会で、
「ケータイの番号を教えて」と聞いたら、
「あれっ、前に教えたことがあるよ。
 金之助くんの番号、ちゃんと短縮に登録してあるよ」と言う。
そして一言、
「初恋の人の電話番号ぐらい、ちゃんと登録しておいてよ!」
ごもっともです。情けなかった。

小学校のクラス会は最近やっていないなぁ。
来年は還暦を迎える。
クラス会幹事の○○くんと○○さんに声でもかけて
来年は小学校のクラス会をやろう。

クラス会でないと、初恋の人Y子ちゃんに会えないから・・・。
コメント (2)
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