四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

吉田拓郎 『ハイライト』

2017-11-28 10:41:42 | 音楽
♪ ぼくはハイライトを吸っています
  女房は鬼の顔で見ぬふりをしています
  取っ組み合いをしなかったにしろ 女房は
  奪い取ろうとして やけどをしました

  ガンになっても知らないからと
  言うのですが ぼくも分かっていて
  じゅうじゅう分かっているのですが
  ついつい くわえてしまうのです

  ぼくはトイレの中で吸っています
  女房は台所でレタスを切っています
  洋式トイレであるにしても
  やはり惨めな気分ですが あ~ ハイライト

  作詩:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎

タバコを止めて4年ぐらいが経つ。
最近はタバコの臭いが嫌になってきた。
タバコを吸った人の近くによるとクサい。
タバコの臭いに敏感になってしまった。

最初に吸ったのがハイライト。
まだ高校生だった。
タバコは一種の大人への憧れだったかもしれない。
当時80円。
自販機に100円玉を入れる。
お釣りの20円がでてくるのが長く感じた。
だから100円のセブンスターに変えた。

あれから40年近く吸っていた。
吸っていたころは臭いなんて、まったく気にもならなかった。
今思えば、タバコ臭い人間だったかもしれない。

♪ 隠れて吸わなくてもいいわと
  言うので「な~んだ 知ってたのか」と言うと
  「だってキスされるとわかるもの」
  だから今 キスはちょっと中止なのです (バカらしい)※分かる人には分かるセリフ
  
  ぼくは早死にしたくないのです
  女房は生命保険を気にしています
  そうして新聞記事にタバコの害について
  触れてあると「これ」って読ませます

  「そんな煙のどこがおいしいの?」と
  たずれるので 吸ってみたらと差しだしたら 
  すぅ~と一気に吸い込んで
  ゴクリと飲み込んでしまいました

吸っていたころは、歌詞のような日常もあったけ。
何度も嫁さんに「止めて」と言われたがやめれなかった。

それが思い切って止めた。
止めた理由があの女性(こ)の一言であった。
「私、タバコ大っ嫌い!臭いも煙も・・・」

あの女性(こ)。
中学のときの憧れの彼女。
自分が心の病を患って引きこもっていたころ
二人きりで喫茶店でコーヒーを飲んでいたときに言われた。
それでタバコとおさらば。

嫁さんには、どこか甘えていたところがあったんだろうな。
彼女には、どこかカッコつけたかったところがあったんだろうな。

コメント (4)
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