この冬、一番の寒さ。
ニュースは、白川郷や高山の大雪の模様を映し出す。
そんな光景を見ているとこの歌が脳裏に浮かぶ。
山口百恵さんの『飛騨の吊り橋』。
アルバム「花ざかり」に収録されています。
作詞は松本隆さん、作曲は岸田智史さん。
♪吊り橋を誰か渡る
淋しい音が夜をふるわせる
あの人も橋を渡り
街に行って戻らないの
飛騨の山は静か 今年も大雪よ
便りも途切れたの 忘れてしまったの
街の女性(ひと)はきれいでしょう この私より
山口百恵さんの歌は、都会の女性を演じる歌もいいけど、
僕はどちらかというと、素朴な女性を演じる歌のほうが好き。
年末になるとこの歌が聴きたくなる。
聴いていると飛騨地方のノスタルジックな情景が心に沁みる。
今、聴いても色あせない山口百恵さんの隠れた名曲だと思う。
山口百恵 飛騨の吊り橋(歌詞付)