特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

秋晴れの中、第73回十八成で活動を行いました

2012年10月31日 23時43分35秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

こんばんは 久世です。
明日で11月…
年越しを十八成ですごし、すばらしい初日の出を牡鹿半島で見て、早10カ月。
月日が経つのは早いですが、
後悔なく毎日を過ごしたいと思います。

73回も元気よく活動を行ってきました。

今回は石巻市湊地区で活動されているチーム神戸。
(チーム神戸の金田真須美代表と愛知ボラセンの久田代表は旧知の仲)
そのチーム神戸の新しい事務所の泥出し等のお手伝いも行いました。

朝イチ、湊小学校で当時の避難所のお話をしました。

写真の右側にある体育館で、昨年の4月の土曜日に毎週、6トン分の新品衣料などを提供しました。
ここで「チーム神戸応援隊」と別れました。

そしてくぐなりへ。 まさに秋晴れ!

いつものように                                                                                      ◆くぐなり食堂
◆こころ配り
◆チーム恭一
の活動を行いました!!

◇くぐなり食堂
料理長経験4回目の看護師・二階さん。
最近は仕事が忙しく、久しぶりの料理長という事で大変緊張されていましたが、
調理を始めると作業や指示が早い・早い。さすが元救急外来看護師^^
先週はお弁当の提供が遅くなり、地元の皆様にご迷惑をおかけしましたが、
今回は先週のご迷惑を少し挽回できました。
味はいつものように美味しく、皆さんに笑顔で召し上がって頂きました^^

  

 

 

 


◇こころ配り・こころ拾い
心をこめた手作りの地図で、お宅を訪問していますが、今回から地図がリニューアル!!
新しい地図を片手に9名のこころ配り班が十八成浜を全域回りました。
「愛知ボラセンです」と声をかけると、「ありがとうね」という声を頂き
初めて参加したボランティアさんも「初めて参加したのに愛知ボラセンと言うだけで喜ばれる。                                          なんか不思議だけどとても嬉しい」という感想を語っていました。

 


◇チーム恭一

今回は白山神社のご神殿の「足」のペンキ塗りを行いました。愛知ボラセンの寄付を中心に建てられた鳥居だけが鮮やかな朱色で、なんだか神社が寒そうに見えるという声が…ということで、区長さんからペンキ塗りの依頼を頂きました。前もって行政区の役員さんたちがご神殿の「足」を洗浄され、愛知ボラセンがペンキ塗りを行いました。行政区の皆さんと愛知ボラセンの協同の作業となりました。 

                                    

 

十八成の高橋安吉さん、阿部武男さんもいっしょに作業。                                                          また、及川区長さん、佐藤正一郎さんからも大きな協力を戴きました。                                                     十八成の皆さんと一緒にできるというのがいいですね。

 

チーム恭一班が十八成に浸透してきたからでしょうか、
「仮設のクーラーや換気扇、天井についている照明の掃除などお願いできないだろうか。                                      高い所は年寄りでは足場も悪くて、不安だから…」という声を頂くようになりました。
そうした思いに応えるため、今回はテストケースとして阿部邦子さんの仮設住宅を掃除することに。 
この仮設住宅応援活動のテストケースに3人のボランティアさんが立候補。                                                                   仮設住宅は狭い上に収納が少なくて、片付けはほんとうにたいへんです。                                                           夏物衣料と冬物衣料の整理も、「これ、やっていいですか」とボランティアさん。                                                    短時間で見違えるように片付きました^^  
「部屋を片付けるって大切ですよね。こういう仮設住宅応援の活動を継続させられるといいですね」とボランティアさんたち。                                                                

数件の家から「次回はウチで頼みたい」との依頼も頂きました。
チーム恭一班は、十八成の皆さんの「よろづや(なんでもや)困りごと相談隊」です^^

 

 

◇スペシャル活動「チーム神戸応援隊」
新事務所になるお宅は3・11から手つかずになっている家です。                                                                      そこで、まずは庭にある小屋の解体から。
12人のスペシャルチームが協力しあって、あっという間に解体。
その後は家の中の泥出し。                                                                                          外は寒いのですが、汗を流しながら 一生懸命の泥出しや床拭き。

  

土日の2日間かかると予定されていた作業が、なんと土曜の午後には完了!「愛知ボラセンのスペシャルチームは見事な仕事ぶりだった」と、チーム神戸代表の金田さんからのお礼の電話が、愛知ボラセンの代表のもとにありました。

そして、作業が予想外に早く終了したため、十八成に移動し、夕方の出発式にも参加できました^^

 

十八成で活動した皆さんが参加した邦子さんの「生きて!」の語り合い。いつも以上に想いの籠もった邦子さんの熱い語りとそれに応えるボランティアさんたち、さらに鮎川のホエールランドの見学なども含めて、ボランティアの皆さんは津波の怖さの一端を感じることができたと思います。

夕方の出発式                                                                                             チーム恭一班によるエール

 


集合写真^^

 

「行ってきま~す!!」「行ってらっしゃ~い!!」
十八成の夜はかなり冷えます。でも寒い中、十八成の皆さんはバスが見えなくなるまで
私たちをお見送りをしてくださいます。                                                                                       また、来週も帰ります!!

写真提供
星川さん、二階さん、三宅さん、藤本さん、宅和さん
ありがとうございました

コメント (3)
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