【きっかけ】
① 今日、9月21日付、このブログ第1586号で、湯浅 誠『反貧困』を読む(その13)
を書きました。湯浅氏のポイントというべき「すべり台」社会の概念を紹介しました。
② Maa-chan さんから、この記事にコメントをいただき、この「貧困」の問題の深さを多くの方が心配していることを改めて思いました。
③ 「反貧困」は、薄い本ですが、豊富な実例と実証データに支えられた本で、まさに . . . 本文を読む
パソコンに向かってばかりいるのは体に悪い
と
さっき出かけました。
すぐ近くの鹿児島大学農学部へ
実験農場が広がっています。
手前が「黒米」向うが普通の米。
はっきり色が違いますね。
ここで収穫された米は
隔週水曜日に農学部の倉庫前で販売される。
昨年500グラム買った黒米は毎夕少しずつ入れるだけで真っ黒。
まだ少し残っています。
気のせいか、黒米の方がキビナゴや薩摩揚げと一緒に焼酎と合います . . . 本文を読む
【すべり台社会】
pp.30-33
この本のサブタイトルとなった「すべり台社会」について書いています。
重要な箇所なので、著者自身のことばを引用していきます。
○ 「うっかり足を滑らせたら、どこにもひっかることなく、最後まで滑り落ちてしまう。・・日本社会は、今どんどん「すべり台社会」化しているのではないか。」p.30
○ 「非正規化が進んだ後に労働市場に出て行った若者たちにとって、正規雇用職に . . . 本文を読む
9月18日記事番号第1570号で、
イギリス議会が2007年にまとめた「高齢者人権報告」のことを紹介しました。
ダウンロードの方法も前回話しましたね。
全部で105ページあるのですが、大事なところを中心に、回を追って紹介していきます。
在イギリス大使館の書記官をしていた炭谷茂さんは、イギリスについて、「報告は素晴らしいが内容は日本といい勝負」とよく言っていました。
イギリス人の調査の徹底性と文章 . . . 本文を読む
【大学の教員にも幾つかの階層が】
私の仕事は、(建前というか、月給の根拠)「大学院博士課程担当の教員」ということで、初めて聞いた人は、ちゃんとした研究者だと思うでしょうね。
私も40代半ばで教員になって始めて覗いた社会ですが、結構、「序列」が厳しい。
*皆さんがご存知の「教授」「准教授」「講師」「助教」がまずある。
*大学院を作るときは、文部科学省の業績審査を受けて、ランク付けされます。
論文、著 . . . 本文を読む