Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

駒木野から日影沢へ(9)

2017-04-26 20:30:48 | 裏高尾

駒木野から日影沢へのデジ散歩にお付き合いくださり、ありがとうございました。
最後に、散歩をした途中の風景を見ていただきたいと思います。
撮影をしてからちょうど10日、浅黄色だった木々も今は緑が濃くなっているのではないでしょうか。
初夏の日影沢に今年は行ってみたいと思っていますが…
最近はちょっと暑いと根性が無くなってしまい、どうなりますか(^^ゞ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


( 撮影日:2017年4月16日 )

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駒木野から日影沢へ(8) シロバナエンレイソウ、トウゴクサバノオ、レンプクソウほか

2017-04-25 22:08:56 | 裏高尾

裏高尾方面にはほぼ毎年3月から4月頃に訪れていますが、
スミレ以外で今回初めて見ることができた花が2種類あります。
シロバナエンレイソウとレンプクソウで、花の写真を撮り始めてからでも初めてでしたので大満足♪
これからも初めての出会いがあることを楽しみに、撮り続けていきたいと思っています。

 
 
 
 
「シロバナエンレイソウ」 ユリ科
別名:ミヤマエンレイソウ
山地のやや湿り気のある林内に生える多年草
茎は高さ20~40センチ、葉は長さ・幅ともに7~17センチのが3枚輪生します。
茎の先端から花柄を出し、花を1個付けます。
大きな葉3枚に囲まれて咲いている、長さ1.6~2.7センチの小さな花被片はとてもかわいいです。
シロバナと名についていますが、わずかにピンク色を帯びていました。


 
 
 
「トウゴクサバノオ」 キンポウゲ科
山地のやや湿ったところに生える多年草
茎は高さ10~20センチで、6~8ミリで淡黄緑色の小さな花をやや下向きに咲かせます。
和名は「東国鯖の尾」で、果実の形を魚のサバの尾に例えたものだそうです。
3枚目にその果実が写っていますが…(^^ゞ


 
 
「マルバコンロンソウ」


 
 
「ミヤマカタバミ」  カタバミ科
山地の木陰などに生える多年草
花は白色で淡い紫色の筋が入っていて、花径は3~4センチと大きく目立ちます。


 
「ミヤマハコベ」  ナデシコ科
山地の木陰などに生える多年草
ハコベも近くに咲いていますが、花が少し大きめなので区別がつきます。


 
 
 
「ヤマルリソウ」
3月と同じ場所で撮ったものですが、土が滑り落ちてきそうな場所にもかかわらず、
株の数が増え、花もたくさん付けていました。


 
 
「レンプクソウ」  レンプクソウ科
北半球北部に分布する1属1種の多年草
茎の先に5個の花が固まってつくことからゴリンバナとも呼ばれるそうです。
先端につく花1個だけが4弁花で、まわりの4個は5弁花という面白い花です。
もっと花に寄ってアップで撮れば良かったと後悔しています。


 
 
「ミミガタテンナンショウ」

( 撮影日:2017年4月16日 )

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駒木原から日影沢へ(7)  イチリンソウ、ニリンソウ、ヒトリシズカ

2017-04-24 21:12:58 | 裏高尾

裏高尾の花のご紹介、あと3日ほどお付き合いください。

 
 
 
「イチリンソウ」 キンポウゲ科
落葉広葉樹林の中や山麓の土手などに生える多年草です。
草丈は20~25センチ程度、茎葉の間から1本の長い柄を出し、
先端に花径4センチほどの白色の花をつけます。
白い花弁に見えるのは萼片で、花弁はありません。
色は薄紫を帯びることもあるそうですが、1枚目がそうでしょうか。。
また、3枚目は開き始めだからでしょうか、クリーム色をしていました。
花を一つだけ咲かせることから「一輪草」の名が付いたそうです。

 
 
 
「ニリンソウ」 キンポウゲ科
山麓の林の縁や林内、土手などに生える多年草です。
草丈は15~25センチ程度で、
茎葉の間から2本の長い柄を出し、花径1.5~2.5センチの白い花を付けます。
イチリンソウと同じく、白い花に見えるのは萼片です。
2個の花を付けることから「二輪草」ですが、1個や3個のこともあります。
群生をしている様子はとてもきれいです。

 
 
「ヒトリシズカ」 センリョウ科
山地の林下や日の当たる草地に生える多年草です。
茎の先に4枚の葉をつけ、白色で長さ1~3センチの穂状花序を1個立てます。
かたまって花を咲かせている様子は“一人静かに”と言うより
“わいわいがやがや”と話し声が聞こえてきそうです(^^♪

( 撮影日:2017年4月16日 )

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駒木野から日影沢へ(6)  ヤマエンゴサク、ジロボウエンゴサク、ムラサキケマン、シロヤブケマン、ミヤマキケマン

2017-04-22 22:46:48 | 裏高尾

春、裏高尾方面に行くたびに楽しみにしているのが、ヤマエンゴサクとジロウボウエンゴサクです。
3月中旬のときはまだ葉だけでしたので、今回こそは…♪と期待をして行きました。
思った以上のヤマエンゴサクとジロボウエンゴサクの群落を見ることができ大興奮!!
ということで、同じ仲間のケシ科キケマン属の他の3種とともにご紹介します。

 
 
 
 
「ヤマエンゴサク」 別名:ヤブエンゴサク
山麓部の明るい林下や林縁に生える多年草です。
10センチ程度の茎を出して、青紫色の1.5~2.5センチの花を総状に付けます。
明るい黄緑色の繊細な葉と花の佇まいが、何とも言えず好きな花です。


 
 
 
 

「ジロボウエンゴサク」
ヤマエンゴサクより花は少し細目で印象は陽気な感じ。
花を正面から見るとドナルドダックに似ているからでしょうか(^-^)
今回群生しているところを初めて見ることができました。
4枚目はニリンソウと一緒に生えていたので、大きさがわかるかと思いアップしました。


 
「ムラサキケマン」
平地や山麓の日陰の、やや湿ったところに生える越年草です。
鎌倉でも、自宅近くの市民の森などでも、良くみることができる花ですが、
日影沢のは少し花色が濃いように感じました。
画像で見るとジロボウエンゴサクなどと同じ大きさに見えますが、
茎は高さ20~50センチと大きめです。
花は1.2~1.8センチで、茎の上部にびっしりと総状につきます。


 
「シロヤブケマン」
ムラサキケマンの白色種です。
以前たくさん見ることができた場所では、今回全く見ることができず、
これを撮った場所でも、この一株だけしか見当たりませんでした。


 
「ミヤマキケマン」
山の日当たりのよい道端などに生える越年草です。
茎は高さ20~50センチになり、茎の先に2センチ程度の淡黄色の花をたくさんつけます。
以前は沢の縁に大きな株があったのですが、流されてしまったのか見ることができなくなってしまいました。
今回のは、林道脇に生えていて、株の手前の部分は踏みつけられて枯れていました。
綺麗な花の部分を撮るために近づき、踏んでしまったのか…
花への少しの気遣いがあれば…と、ちょっと憤りを感じてしまいました。

( 撮影日:2017年4月16日 )

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駒木野から日影沢へ(5) その他のスミレ

2017-04-21 20:23:31 | 裏高尾

今日は、外来の2種と名前がわからないスミレをご紹介します。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけると嬉しいです。

 
「フイリゲンジスミレ(斑入源氏菫)」
シベリア、中国、朝鮮半島に分布し、日本では園芸品として栽培されているそうです。
小さなスミレですが、葉にくっきりと入った斑と濃い花色がとてもきれいでした。
バス通り脇の石垣に一株だけありました♪

 
「ウィオラ・ソロリア」
鎌倉の寺社の境内でも最近よく見かけます。
北アメリカ原産で、性質が強く良く花をつけるため、急速に広まったそうです。

 
多分、これも外来種ではないでしょうか。。
民家の塀際に、セリバヒエンソウなどと一緒に生えていました。

***************
以下は、高尾に咲くスミレのどれかの種類なのではないかと思うのですが、
同定をすることができませんでした。
 
 
 
 

( 撮影日:2017年4月16日 )

***************
次回からはスミレ以外のの山野草をご紹介します。

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駒木野から日影沢へ(4)  エイザンスミレ、ヒゴスミレ、マルバスミレ

2017-04-20 18:11:35 | 裏高尾

 
 
 
「エイザンスミレ」 別名:エゾスミレ
葉が深く裂けている種類で、日本特産のスミレです。
花色は淡紅紫色が普通ですが、紅色の濃いものや紅色の筋が入るもの、
白に近いものなど変化があるそうです。
日影沢で見られたのは、白に淡い紫の筋が入っていました。
花の部分だけを見ると、ヒカゲスミレに似ているような…

 
「ヒゴスミレ」
エイザンスミレに似ていますが、さらに葉が細かく裂け、5裂しています。
日当たりの良い草原や乾き気味の落葉樹林に生えるそうです。
撮影をしたのは、バス通り沿いの石垣に生えていました。

 
 
「マルバスミレ」 別名:ケマルバスミレ
丸みのある葉と純白の花が特徴です。
スミレの図鑑に掲載されているのに比べ、花がぽったり丸く少し印象が違うような気がします。
また、1枚目と2枚目でも花の印象が違うような(^^ゞ
ほんとうにスミレは難しいです。

( 撮影日:2017年4月16日 )

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駒木野から日影沢へ(3)  ナガバノスミレサイシン、ニョイスミレ、タチツボスミレ

2017-04-19 19:45:21 | 裏高尾

 
 
 
「ナガバノスミレサイシン」
日本の特産の種類で、半日陰なな適度に湿り気のある環境を好み、落葉樹林下に多いそうです。
今回初めて花を見ることができましたが、葉が細長い披針形ということだけで分けているので
もしかすると違った種類を入れてしまっているかもしれません。
特に、3枚目のは花の印象がヒカゲスミレに似ているので…??

 
「ニョイスミレ」 (別名 ツボスミレ)
全国に分布していて、田の畔などの日当たりの良い所から沢沿いの林の中など、
いたるところで見ることができます。
鎌倉・光則寺の境内脇の斜面ではたくさん見ることができます。
花は1㎝程度と小さく、スミレと気付かず見逃してしまうかもしれません。

 
「タチツボスミレ」
日本を代表するスミレで、身近なところでも見ることができます。
石垣の隙間や藪の際の少し日が当たる場所など、環境への適用の幅が広いそうです。

( 撮影日:2017年4月16日 )

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駒木野から日影沢へ(2) タカオスミレ、ヒカゲスミレ

2017-04-18 20:54:22 | 裏高尾

高尾山には25種類のスミレが見つかっているそうです。
その中での代表は、高尾で発見命名された「タカオスミレ」です。
今回は10種類(園芸種1を含む)と不明の花を見ることができました。
3日ほどに分けてご紹介したいと思っています。

 
 
 
 
「タカオスミレ」
白い花弁に濃い紅紫色の細い筋が入っていて、こげ茶色の葉が特徴
清楚で美しいスミレです。

  
 
「ヒカゲスミレ」
花はタカオスミレと同じですが、葉が緑色で見分けることができます。
タカオスミレの基本種とのことです。

( 撮影日:2017年4月16日 )

※スミレは交雑することが多く、また種類も多いことから間違って名前をご紹介してしまうかもしれません。
もし名前が違っていることに気づかれましたら、コメントで教えていただけると助かります。
どうぞよろしくお願いいたします(^-^)

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裏高尾 駒木野から日影沢へ(1)

2017-04-17 21:51:14 | 裏高尾

3/19に見ることができなかった花をどうしても見たくなり、“ いざ!裏高尾!! ”
JR高尾駅に着いたのが9時少し前でしたが、小仏行きのバス乗り場はすでに長蛇の列でした。
増発をしているものの、乘れるまでは30分待ちとのことでしたので、
花を探しながら日影沢まで歩くことにしました。
15,000歩の行程で、足が痛くなりましたが、期待以上のいろいろな花に出会うことができました。
画像の整理をし、アップできるのに時間がかかりそうですので、
裏高尾の桜の風景と花を少しだけですがご紹介したいと思います♪♪

 
 
 
 
ドナルドダック似の「ジロボウエンゴサク」 

 
「ニリンソウ」の群落

 
「タカオスミレ」

 
「ソメイヨシノ」と「シダレザクラ」の饗宴
風に花びらが舞っていました

( 撮影日:2017年4月16日 )

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高尾・日影沢(番外)

2017-04-14 21:17:39 | 裏高尾

今日で3/19撮影の日影沢の花のご紹介は最後となります。
3週間前の画像にお付き合いくださり、ありがとうございました。

日影沢には高尾駅前から小仏行きのバスに乗り、日影バス停で降ります。
今回、梅の開花ものんびりモードだったようで、バスの窓から満開の梅を眺めることもできました。
日影バス停でも見事な野梅が小仏川に枝垂れるように咲いていました。
 
 
 

 
 
日影沢入口の民家の生垣の下に咲いていた「ニオイカントウ(匂款冬)」
葉がフキ(=款冬)の葉に似ていること、花に香りがあるところからついた名のようです。
草丈は10センチ程度、花径は15ミリ程でしたでしょうか。
地中海沿岸が原産で、昭和初期に観賞用に渡来したとのこと。
偶然、鎌倉・光則寺でも咲いていて、花守りさんも「何という花かしらね~」と
言っていた花でした。

 
上野原の墓苑に咲いていた「オオイヌノフグリ」です。
寒い冬を耐えたのでしょうか、艶のある金茶色の葉があまりに見事でしたのでトリに(^^♪

( 撮影日:2017年3月19日 )

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