はなむらさき不定期便

もうちょっとだけ

つづくんじゃよ。

探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.93

2007年01月30日 20時47分40秒 | 弥子ちゃんの大好物
今週の弥子ちゃんの好物は…ぼたん鍋。

そういえば、今年の干支はイノシシでしたね。それにちなんだ好物なんでしょうか?
正直、今年こそ2月3日に当たる週には「丸かぶり寿司」が来ると思っていたのに…。
予想を大きく外されました。
ついでに、再来週は「チョコレートフォンデュ」が来ると予想してます。もうコレっきゃないっすよ。今年は!

ぼたん鍋の「ぼたん」とは、猪のお肉の事。
なぜ、猪の肉を「ぼたん」と呼ぶか?という疑問については諸説あります。

・猪の肉は、豚にくらべて赤みが強く、花盛りした時の姿が牡丹のようである事に由来説。(参考画像→日本で唯一のぼたん鍋専門店「ぼたん亭」
・「唐獅子ぼたん(からじしぼたん)」の『ししぼたん』に由来。
・猪の肉を煮込むと、脂身がちぢれて牡丹のように見える説。

などなど。諸説あるものの、コレといって有力な説は無いようです。比較的、どうでもいいナゾってことなのか?
日本各地、特に山ぎわの地域の名産として親しまれておりますが、本場は「丹波篠山」
ここの猪のお味は、日本一!!ということです。

いや、この話はウチの狩猟歴40年のオヤジの言葉だから間違いないっすよ!
今週ほど、ウチのオヤジの猟奇な趣味に感謝した事はございませんね。
ぼたん鍋なんて、ウチじゃぁもう定番料理ですから。
特に最近は狩猟人口が激減してるから、獲れ放題なんですよ。
猪肉専用に業務用冷凍庫を購入するくらいの豊猟ですよ。はっきり言って勘弁してほしい位ですよ。

で、いつもは適当に煮込むこの定番料理を、今夜はちょっとだけ小奇麗にしてみました。
今日のお肉は、1月28日にしとめられたばかりの獲れたてホヤホヤ肉でございます。
近年稀に見る大物であったという父、ご自慢の獲物です。


生肉の状態だとこんな感じ。豚よりだいぶ硬いので、薄めにスライスします。

それを、白菜・ゴボウ・きのこ類・さつまいも等を入れた鍋で煮込み、味噌と酒で味付け。
お肉が柔らかくなるよう、じっくりと煮込みます。


うどんを入れても、美味しい。

さて今夜のお鍋の味は…?
大物なだけに、身がしまっててカタイ!!顎が痛いくらいカタイ!!
見た感じ、美味しそうな肉だったのに、ちょっと残念。

やはり、若くてピチピチした猪の方が味はいいみたい。それもメスがオススメなんですって。

私は離乳食後を卒業してからずっと食べ慣れた味なので、さほど気になりませんが、ケモノ臭さは強いです。
食べた翌日は、ちょっと体臭にも反映されてる気もする。
味は、豚肉よりも甘味があって美味。
とくに、脂身の部分はとろける旨み。サーロインステーキの脂身より美味い!!

そして猪鍋には、不思議な特徴がひとつ。
「猪肉はどんなに熱くてもヤケドをしない…。」
という伝説。

猪鍋を食べるたび、父が繰り返し語るのですが…思いっきりウソです。
幼き日、信じたばかりに口内炎だらけになるほどのヤケドをお見舞いされました。

それでもなお、父はこの伝説を語り続けます。
何の根拠があるのさ、こんな有害無益な伝説に。
コメント (6)
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探偵・桂木弥子のグルメファイル Vol.92

2007年01月24日 22時50分49秒 | 弥子ちゃんの大好物
すっかりご無沙汰していた、弥子ちゃんの胃袋への挑戦。
再チャレンジ法案の推進にともない、私も再び挑んでみたいと思います。

で、復帰第一弾となる8号の好物は…「銚電のぬれ煎餅」

チッ。またお取り寄せかよ。

昨年来、米菓業界の新たなる潮流となっている「ぬれ」ブーム。
かくいう私も岩塚製菓の『新潟ぬれおかき』に思いっきりハマり、週イチペースで一袋あけてました。
あんまり好きだったモンだから、前の会社を辞める時に餞別として大量に貰ってしまった程です。
滴るほどに染み込んだ醤油の味がクセになります。最初はちょっとキツい味だな~、と感じるも段々この濃さが無いと物足りなくなる中毒性をそなえております。

そういや、おかきはともかく煎餅は食べたことないや。
なんて懐かしさと新鮮味を感じながら、いざお取り寄せ!!

大詰め!

調子にノッて『サバカレー』なるモノまで入っていますが、とりあえず無視して下さい。

銚電のHPにて事前情報をチェックしてみると、どうやらぬれ煎餅には「普通味」と「うすむらさき味」があるそうです。
いいじゃないですが、「うすむらさき」

じゃぁ早速うす味タイプから試してみましょうかね…。

…って。コレ「うすむらさき」じゃなくて、ただの「うす味」なんですけど。
…って。よく見たらコレ「銚電のぬれ煎餅」じゃないじゃん!!

すいません。どうやら私の発注ミスの模様。

銚子電鉄の注文電話にTELするも、いくら呼べどもつながらず。
楽天商店では、軒並み売り切れ。
駅の売店各所、百貨店なども、店頭販売を優先させる為、通信販売は中止しているとのこと。

あちこち問い合わせてようやく送ってくれる店を見つけた!と、思ったら。
どうやら違うメーカーの「ぬれ煎餅」だった模様です。私の確認モレが原因です。

そんなワケで残念ながら「銚電のぬれ煎餅」は手に入らず。
仕方がないので代替品を食してみることにいたします。

食べる前にレンジで軽く温めると、まるで焼きたての味になる…との事。
早速チンして食す。

うん。しょっぺえやら、シナシナで噛み難いったら。
どうやら私、この手の食感は一口サイズ以上は辛いみたいです。

お味の方はというと…。まごうことなき醤油味。
ちょっと薄めの緑茶を用意して、のどの渇きに備えた上でお召し上がり下さい。

こちらにれば、本物の「銚電のぬれ煎餅」は「ずばり、甘いわよ!」との事なので、また違う味なんですかね。

ちっくしょぅ。一発目からちょい失敗!
今度千葉に行ったら本物買ってやる!
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正直いうとP2が大好き ジャンプ感想08号

2007年01月24日 03時40分16秒 | ジャンプ感想
夜明けの来ない夜はない。
夜明けの炎刃王は「よっしゃぁぁ!THE ENDォォ!」だったけどね。

復活したとはいえ、まちがいなく不定期更新に突入するであろう未来が容易に想像できるジャンプ感想ではありますが、久しぶりに書きたい気持ちが湧いてきたので書いてみむとします。

それにしても、06年のジャンプはある意味すごく面白かったですね。
「よっしゃぁ(以下略)」の時なんか、一人でフィーバーしてあらゆる漫画の最終回をココに当てはめる妄想をしてました。
時間があるって恐ろしい。一日のうちの実に60%位がムダな妄想に費やされた気がします。


そんなこんなで、一年分のうっぷん晴らしのジャンプ感想。
しょうもなさと虚しさ全開で行ってみます。


***アイシールド21***(表紙&巻頭カラー)
試合を重ねるごとに堕ちていく鬼兵さんの価値が虚しい。
これってギャグなのでしょうかね?軽いタッチの突っ込みすら入らなくなってしまうと、どこまでも自信過剰のバカになるじゃない。
「他人が見抜けないことを見抜く。」ことにより、キレ者であることをアピールするのは正しい手法だけど…。
この場合、アピールされてしまうのはヒル魔の観察眼ではなく、鬼兵さんの虚しさのような気がします。

横文字なしで表現すると『唯才vs万能』なセナvs進。
高橋YOO1センセの漫画でたとえるならば、前者は「CHIBI」で後者が「キャプテン翼」な感じ。
非力型主人公の場合、オンリーワンを磨いて全てにおいて自分に勝るライバルを倒していくのが読者の快感なわけでありまして。
「CHIBI」の智が、翼くんにアッパーをぶち込むさまを思うと胸がすくね!
相対的なYOO1漫画の主人公を2人にダブらせる、という無理のある妄想をしてみた今週号でした。
セナはともかく、進=翼はキャラ的にムリがありありだね。ほぼバケモノという点は一緒だけど。


***ONE PIECE***
パンツ捕ったり、ニギッたり。じじぃが来たり、メリー号とお別れしたり。
ひとつのエピソードが終ると、インターバルはバタバタと賑やかしく流れていきますなぁ。
すでに全ての流れを把握することは諦めておりますので、

・フランキーが仲間になった。
・船が新しくなった。
・ルフィの父ちゃんは悪人ヅラだった。
・ついでにじじぃとサンジのトコの料理長がごっちゃになったぜ。
・あれ?エースってシャンクスの手下じゃないの!?


という事をやっと確認できた今日この頃の私。
「白ひげ海賊団」についての情報なんざ、とうの昔に忘れたさぁ。
故に、何の先入観もなく読んでいるエースの過去。
顔に似合わず強敵なティーチさんですが「自分の能力をペラペラしゃべる敵は弱い。」という法則に則り、彼の行く末は決まっている気がします。
触れられる前に攻撃がティーチ本体に到達すればいいのだから、案外簡単に倒せそうな気もするのだけど…。
そんな簡単なモンじゃないのかしら?


***BLEACH***
久保ッチ楽しそうだな~。というのがこの一年分の感想ございます。
なんでって、尺魂界には無かったストレートな横文字オサレが存分に楽しめるのですもの!

かれこれ一年以上も悩み続けておりますが、なぜアランカルは名前が洋風なのか?
彼らも虚出身である以上、死神に対する敵対心たるや計り知れない物があるに違いない。
凄まじいまでの憎悪が、彼らに名前じゃなくてNAMEを与えたんですよ、きっと。(いいかげん。)

「彼らの流儀に従う気は無い。」といって、戦う力ゼロの女性を残して立ち去る雨竜。
「彼らの流儀」を知っているなら彼女の末路は予想できそうなモンなのにね。『ゼーレシュナイダー』の素敵なネーミングといい、衣装の白さといい、青いな雨竜!!


***重機人間ユンボル***
この新連載の一報を聞きつけて、趣味の世界を駆け抜けてく武井センセのお姿が見える気がしました。
「予想より、はるかに良い。」というのが素直な印象です。
なんちうか、「ドテラを着たヒーロー。」とか「働く車が変形ロボに!」とか「キャッ党な猫型ロボがてやんでぃ。」といった荒唐無稽な80年代アニメのエネルギーを感じます。
メカニズムの源泉はよくわからないけど、押し切るだけの迫力があるんです。
ただ、全ページ是気合の為、読後に疲労感アリ。この疲労感はむしろ70年代の漫画にまで逆行した感もありますが、こんなテイスト嫌いじゃないワ。

確信犯的なズレた感覚が憎らしい。
困るのは、ゲンバー大王が今までに見た悪の大王のなかで、一番対処に困るタイプだってことです。
現場第一主義って。現場で汗水たらして働く悪の大王って。ちょっと尊敬できるから困る。


***NARUTO***
06-07号で想ったこと…サイのアイデンティティはへそなのか?
確かに、あのゴツイへそ回りはひと目で彼だと分かるけど…。へそが個性でいいのか?

音の四忍衆亡き後、久々にヒットしたキャラ・飛段さん。
ある日突然、ホネホネロックみたいになったかと思いきや「腸とか引きずり出すから!」なんて熱い青年の主張を繰り広げるマッドぶりを見せ付けてくれました。
この瞬間からもう虜。「オレたち不死コンビには勝てないぜぇ」とか、はしゃいじゃうトコも可愛いです。
普段は反発しちゃうけど、うっかり死んだ時には甘えちゃう。これぞ「死んデレ」ですよ。新境地。

首がもげても死なない彼も、木っ端微塵になってしまえば助かるまいて。っつーか、不死身キャラの末路はたいてい無残だね。
最後の最後で彼が発した「!」のマーク。もしや、彼には見えたんでしょうか。アスマ先生のお化けが。


***ネウロ***
モダンデザインの世界のことはよう分からんが、家具屋に行くとそのお値段に驚きます。
たしかに、ニトリにはない何かがある。さりげないセンスの良さというのは、かくも高くつくのかと。
生活感を感じさせない実用品って、カッコいいけど使う方も覚悟して生活感を隠さないと。
家具だけ立派で住人がみすぼらしいのじゃ意味がない。かといって、シンプルモダンに囚われて物がナイのも馬鹿馬鹿しい。

そんな状態じゃぁ、家具に食われているようなモノで。
この事件もまた、松井先生の皮肉に溢れた風刺であるような気もします。

日常に潜む異常な事件のカホリ…。ここんトコ、世界レベルの事件が頻発してたので通常モードが懐かしい。

そういえば、弥子ちゃんの好物は…「銚電のぬれ煎餅」。
…ご当地ものかい。そうかい、今年もまたそっち路線が多いのね…。

ええいしかたあるまいて。
われものです

われものが届きましたよ。さてはて。


***テニスの王子様***
正直、お笑いテニスの恐怖なんぞカスですわ。
石田銀の恐怖に比べれば、あんなモンなんてことない。中身が入れ替わっているのは、もはや予定調和ですし。
むしろ、あそこで入れ替わってなければ気持ちワルいくらいなの。

「死」とか「最期」とか「殺される」という言葉に対して、こんなにリアリティをかもし出すスポーツ漫画は後にも先にも、もう出ないでしょう。
この作品が生まれた事自体がすでに奇跡でありながら、さらなるサプライズを企てるというのだから、末恐ろしい。
四天宝寺戦最初のサプライズは「不二の敗戦」であったワケですが、落ち込んでいた不二様もすっかり元気を取り戻したようです。
というか、同級生が試合中に観客席上段まで吹っ飛ばされる事態に、自分だけ落ち込んでいる訳にはいかないね。

一時は現時点の少年ジャンプ誌上・最強説も流れた石田銀選手でありますが、最後の最後で気弱になったのが悔やまれます。
そこでなぜに「無効化せねば。」になるんだ銀!!そして骨折…。
普通なら、純粋に波動球の力で粉砕するところで、敢えて一捻り入れちゃうなんて…。
どこまでもトリッキーな許斐先生は、今年もブッちぎりだと思います。


とりあえず、ここでいったん休止です。
つづきは週末までに…新年会で死ななければ!!
(肝心のP2まで到達するのか!?)

*以下、1/28追記

やっぱ新年会3連チャンはきっついわぁ。
25歳を過ぎたあたりから、飲むと夜中に気持ち悪くなるのです。あぁ切ない。

***ラルΩグラド***
矢吹健太郎のハートに火をつけた、ニクい漫画だよこのヤロっ!
小畑作のアクション漫画って、実に「ランプランプ」以来なのですよね。
初回「カゲ」の説明がいまひとつピンと来なかったのですが、読み進めて行くうちにようやく理解。

「カゲ」=「ロボ」
「憑依されてる人」=「パイロット」

と、置き換えてスパロボ的な感覚で捉えております。もしくはポケモン?ぽい感じ。
この漫画を読んでいて一番心配な点は、実際のゲームの内容について。
どうやら、乳揉みはないらしいですね。あたりまえっちゃぁ、まぁ。
月刊ジャンプの方でも、柴田亜美女史の手によるコミカライズが行われるとか。(→「BLUE DRAGON ST」
柴田亜美×ゲームのコラボというと、真っ先にPS黎明期の暗黒史「ビヨンドザビヨンド」を思い出します。アーミン好きなだけに、このゲームはちょいトラウマ。クリアできん!

漫画の内容はというと…。元となる世界観がすでに作りこまれているので、設定で迷走する心配しないですみそう。
インターネットが普及していらい、2次創作というジャンルが確立して書き手も山ほどおりますが、この「ラルΩグラド」は物凄く豪華な2次創作ともいえるような。
「この設定でああいう話が書けたら…。」なんて妄想を、大手を振って出きるんだから書き手は楽しいだろうなぁ。いいなぁガモ…鷹野常雄さん。
主人公のラルに魅力がないのが素晴らしい。戦う動機は不純そのものだわ、ほぼ悪人の目をしてるわ。
んでも、この子のノリって今ドキのおガキ様に相通ずるものがあるような…。そのうち成長していくんでしょうが…。どちらかというとクソガキのままで居て欲しい。
ラルをはじめ、正面から見ればイイ男、後姿は宣教師なカフカさん。ワイルド全開ふんどしマウロなどなど、なにかしらクセのある男性陣に比べ明らかに力の入った女性陣が毎回楽しみ。
ビラ様のエロさがなんとなく杉本彩。芸術的なエロス。ナイス。


***こち亀***
まえにくまさんでやったネタ…。こんな短期間で使いまわすとは!


***エムゼロ***
乱堂といい、九澄といい、この人の漫画の主人公ってなんか一昔前の設定な気がします。
腕っ節が強くて、乱暴だけど正義漢。ついでに常識人であるために、主人公兼ツッコミ担当までこなすマルチなヤツであります。
ここらへん、単なるラブコメとは一線を画したい気持ちが見え隠れ。
「いまさら魔法?」という点に不満がビシビシあるんですが、題材はともかくネタの使い方が上手くて面白いです。
ライヤーゼリー以来、覚醒したというか遠慮しなくなったというか。
こんな綺麗な絵柄でモザイクネタなんてされたらもう。ズルいとしか言いようがない。


***神力契約者 M&Y***
まさかホントにエロ漫画家出身だとは!その割りには繰り返される薄っぺらなサービスシーンにもうウンザリ。
以前の「レボリューション」の時は、コスプレネタも単発だから楽しめた。けど毎週だと飽きるどころか胃もたれ寸前。
なんで「ANGEL AGENT」の方を連載しなかったんでしょ?
同じ男女コンビの主役なら、コッチの方が女子メインのアクションができていいじゃない!
今だってあからさまにゆーなの方がたくさん出てるじゃない!


***P2!***
今、一番楽しみな漫画。
封じられていた10話でのロケット突き抜けを解禁させた、あの「HANDS」と同期スタートした時には、「大好王」と「ぶーやん」の過ちが脳裏をかすめたものです。
「ぷーやん」は卓球漫画という以前に、ムダに高い作者のテンションと巻末コメントの独りよがりな世界が読者を選びすぎていた気がします。
あれと比べてしまうのもナンですが、「P2!」は大幅に近づきやすいピンポン漫画です。
たぶんこの人、ちっちゃい子書くのが好きなんでしょうね。
同じ年なのに、梟宇センパイと山雀センパイの扱いの差とか。ねぇ。
減圧体育館とか、ロシナンテとか。結構ムチャやっちゃったのが意外です。しかし相馬主将は馬から降りるとすごく普通になるんですね。

表紙には、出番のない乙女ちゃんが出張っております。ジャンプ漫画のヒロインといえば長期間誌面から姿を消すこともザラ。
ヒロインの条件をひとつクリアしてますよ。ついでに、主人公も姿を消すのがジャンプの常。すっかりカゲの薄いヒロムもまた、主役の洗礼を受けたということか。(早すぎだけど。)

最初から主役を食う勢いだった眞白んが、完全に話の中心状態です。
でも、ドス黒い感情をピンポン球にぶつけるのはいくない。「憎憎憎憎」なんてスポーツ漫画にあるまじき怨念を滲ませながらも、残りエネルギーのイメージ画像はポリタンク。
マジでカワイイa pretty emptyだよ。
ドス黒い感情オンリーじゃ立てないのに、山雀センパイの手荒い(というかケリはやりすぎ)闘魂注入でちょっと元気になるかわいさ。
貼り付けたようなクールマンじゃないのが、いい所。
ポリタンク描写がとってもお気に入りでした。

でも、顔ではなくてシュートドライブで自分の息子にピンと来る父親って…。
やっぱりちょっとムチャしがち。


以上。ようやく最後まで書いてみた8号感想でした。
やっぱり遅い!!

コメント (3)
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あなたならどうする

2007年01月22日 23時08分50秒 | Weblog
つつけばパラパラとこぼれてきそうな
グレイスケールの空のした。

社長がトイレで苦しんでる。
薄い扉を隔てた洗面台で
私はぞうきんを洗っている

かすかに聞こえる呻きが
社長の苦悩を物語る。

不謹慎にも私は、せめてあと少しのあいだ
その苦しみが続くことを祈っていた。

だって私にはすべがない。
この扉が開いたとき、かけるべき言葉が浮かばない。

祈りもむなしく扉はひらく。

「おかえりなさい。」

悲しいかな、口からでたのはそんな間抜けな挨拶で。

社長はもっと悲しいかな。

「ただいま。」

言葉のルールは、彼にこの返答しか用意していないもの。

かすかによどむ残り香が
きまずい時間を包んでた。





すいません。
前からこんなんだけど、たぶん今後もこんなんです。
…こんな時、なんて声を掛けたらいいんでしょねぇ!?
悩みに悩んだ10分間でしたよ。もう。
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探偵・桂木彌子的愛喝

2007年01月20日 22時06分21秒 | 弥子ちゃんの大好物
昨年末、台湾へ渡航して参りました。
そこで、台湾版ジャンプ「宝島少年」を入手して来た事はすでに自慢させて頂きましたました。
この時入手したのは2007年第1号。

なにげなく、手に入れたこの一冊で小さな奇跡が起こりましたよ。

ハシラの煽りや、名物のウソ予告、あらすじなんかもキッチリ再現されている台湾版ジャンプ。

と、いうことは…。
アノ漫画の人物紹介も、もちろん載っているんです。

そう、魔人と奇人がおりなす捩れた次元のサスペンス「魔人探偵 脳噛涅羅」でございます。

で、さっそくチェックしてみると…。



『桂木彌子 高中女生。愛喝山羊[女乃]

なんとなく、意味はわかる。
でも、念のため「YAHOO!翻訳」にブチ込んでみると…。

『桂木弥子高校女学生。山羊を飲んで母乳を飲ませることを愛する。』

山羊を飲んで母乳を飲ませる…すげぇ。
なんだかよく分からないけど、すごいよYAHOO!!!

凄まじ過ぎる台湾の彌子ちゃんに奮い立たされた私は、一年ぶりにヤギのミルクを探しに旅にでたのです。

甲府盆地から八ヶ岳に向かって車を走らせること40分。
そこは、かつて映画「いま、会いに行きます。」のロケ地として名をはせた場所。
ここぞとばかりに、カップル達を呼び込もうとアピールしたのに、こういう事態になってしまった悲しい伝説の残る場所。

標高が高くなるにつれ、道の端に残る雪が増えて行きます。
村へと続くトンネルを抜けた途端、数メートル先すら見えぬ程の濃霧が車を襲います。
ヤギミルクへの道のりはかくも厳しいものなのか。

視界は乳白色に染まり、対向車すらも見えない状況に引き返そうとしたその時、その場所はついに姿を現しました。



ここが約束の地花と星空のテーマビレッジ「ハイジの村」です。

日本で唯一の「アルプスの少女ハイジ」のテーマパーク。
ハイジと言えば、ユキちゃん。
ユキちゃんといえば、ヤギ

ここになら、ヤギのミルクがある!!

今度こそ、今度こそ手に入る!
ヤギにも会える!!

そう思ったのに…。

乳製品

今回もまた、山羊乳製品しか出てきませんでした。

この日の気温は、ほぼ零度。しかも平日。
あまりの寒さに、訪れる人もありません。
本気でお客は私一人でございました。

そんな日はヤギさん達も小屋から出てきませんし、ショップの品揃えも非常に少なくなっております。

またしても、ヤギミルクは手に入らず!!

仕方が無いので、カフェで「ヤギミルクのアイス」を頂きましたよ。
オープンテラスで。

私のクチビルが紫だったのは、ブルーベリーソースのせいだけじゃない。

かなり久しぶりに、本気で歯の根がカタカタ鳴ったよ。
味わうスキもありゃしねぇ。


飲めぬなら 春まで待とう ヤギミルク

どこまでもヤギミルクは憑いて回る気がします。私の人生に。


~おまけ~
ハイジと言えば、やっぱこれ。



「ハイジの白パン」

そしてこれが

ちらりほうだい

「ハイジのしろぱん」

覗き放題です。


ユキちゃんには会えなかったけど、ヨーゼフは常駐してます。
あと、プラスチック質なハイジ達にも会えるよ!!
春になったらみんなで来てね~!!


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お土産もみあげ見あげたヤツじゃ。

2007年01月17日 22時13分12秒 | WJネタ
「なにやってもダメな時は、神様が休めって言ってるんだよ。」

と、昔、山口智子が言っていた気がします。
そんなロングロングバケーションの最後の思い出に台湾旅行に行ってきました。

さすがは「足が4本あるもので、調理しないのは机とイスだけ。」と謳われる中華の流れを汲む世界。
そこは美味しいもので溢れかえっておりました。

鼎泰豊は日本にもあるのです。
あの有名店「鼎泰豊」の小龍包はマジうまでした。
流石です。公式HPの下の方でウザいほど文字をスクロールさせるだけの事はあります。
店員のお姉様がたが、なぜか皆様ミニスカートだったのが印象的でした。みんな美脚でセクシーだ。

そんな台湾旅行記はまた別の機会として。
やっぱりお土産はコレでしょう。

宝島少年

正式授権台湾中文版「宝島少年」です。
海賊版じゃない台湾版少年ジャンプです。
コイツをコンビニで見つけてニヤついていたあの時の、友人からの冷たい視線が痛かった…。

アチラでも週刊誌として発行されているようですが、厚味は日本のジャンプの半分くらいでしょうか?
一部、掲載されていない作品もあるようです。
あと、進行具合にかなりのバラつきが。
ワンピはルフィの爺爺が登場した回、銀魂は一人こち亀祭り続行中。
グレイマンさんは神田さんは首が半分もげても死なないあたり。
この辺は結構日本と近いけど、「To Loveる」は夏真っ盛りの水着カラーの回でした。

スタート時期に差があるのですかね?

当たり前だけど、台詞はすべて漢字表記。巻末の作者コメントまできっちり中文で載っています。
これが案外おもしろげ。
そんなわけで、ちょこっとだけ台湾版「少年ジャンプ」についてご紹介です。

*中文タイトル表記*
一部、掲載されていない作品もあるのでとりあえず載っているものだけですが…。

「ONE PIECE」 → 「ONE PIECE ~航海王~」
・『海賊王』だと何か問題があるのでしょうかね?

「NARUTO」 → 「火影忍者」
・「いの」→「井野」、「チョージ」→「丁次」、ってな具合。
 残念ながら肝心の「ナルト」は登場しなかったので表記が不明。

「銀魂」 → 「銀魂」
・まんま。
 アチラでは、「~さん」という感覚で「~先生」とつけるので随所でマダオが「長谷川先生!」と呼ばれています。なんかこそばゆい。

「BLEACH」 → 「「死神」
・どっちかというと「デスノ」にふさわしい気も。(「DEATH NOTE」は「死亡筆記帳」でした。)

「みえるひと」 → 「天眼」
・なんかカッコいい!

「D.Gray-man」 → 「D.GRAY-MAN」
「家庭教師ヒットマンREBORN!」 → 「HITMAN REBORN!家庭教師」
・目次欄の表記は、なぜか全て大文字です。

「エムゼロ」 → 「魔法零蛋」
・最初「蚤(ノミ)」かと思ったら「蛋(たまご)」だった。

「アイシールド21」 → 「光速蒙面侠」
・消えた「21」

「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」 → 「魔法律相談事務所」
・ごっそり省略!

「魔人探偵 脳噛ネウロ」 → 「魔人探偵 脳噛涅羅」
・ネウロの「ネ」の字は「涅槃」の「涅」の字。

「To Loveる」 → 「出包王女」
・タイトルは「鞄から出す王女」。つまり主役はララ宣言。
(出包は「家出」だと思ってた。)

そして…
晒し者?
・これは親切なのか?それとも戒めなのか!?


「斬」が載っていないのは、日本文化への間違った解釈を未然に防ぐための外交的配慮なのでしょうか?


やはり、日本も漢字圏なだけあって何となく相通ずるモノを感じるタイトルがオモロうございました。
ハシラの煽りなんかも、ちゃんと再現してあって眺めるだけでも楽しい。

でも、でも非常に残念なことがただひとつ。
我々が長年親しんできたアノおじさん。
「JUS」でも大活躍のシンボルマークのパイレーツが…

マッハGOGOGO?
なんとなく昭和臭。


なんかショック。わざわざオリジナルロゴにする事もないのでは…。

帰国してから約ひと月。今更ながらこのロゴを発見して脱力しました。
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ただいま

2007年01月17日 20時54分19秒 | 当Blogについて
ほぼ一年ぶりに自分のブログを開いてみました。
なんっつーか、こう…昔の日記を読むのって身悶えるほど恥ずかしいですね。
赤面しながらおもひでぽろぽろ。

更新休止の際、コメントを寄せて下さった皆様、お返事もせずに去ってしまい申し訳ございません。
あの時、みなさんからのコメントの数々を読んでマジ泣きしました。

ついでに、昨晩も読み返しながらマジマジと涙が溢れましたです。

本当にありがとうございます。
今更ながらではありますが、100mくらい向こうから全力でスライディング土下座して平伏したい気持ち。
ホントに、本当に本当にありがとう。たくさん元気をもらいました。


さて、あれから約一年。
昨年末になんとか無事再就職を果たしまして、現在は新しいお仕事に奮闘中です。
ちょっとダケ、身の回りが落ち着いたのでようやくではありますがネットライフが再開できました。

休止の間、何をしていたかと申しますと
結局、なんだかんだでモメモメて会社を辞めたのが4月末。
それに有給消化代わりの1ヶ月分の給与保障がついて、完全に失業したのが5月末。
そっから、失業給付をもらったり、職業訓練に入ってさらに給付期間が伸びたりすること半年間。
なんだかんだで、収入もあったりで案外悠々自適な無職ライフを送ってました。

いやぁ~。職業訓練はイイです!
失業給付はもらえるし、勉強できる!その気になれば資格も取れる!!

ってなわけで、調子に乗って日商簿記1級を目指したりしてたんですがね…。
こういった非常に残念な結果となりました。
もひとつおまけにこちらもドーゾ。

よりによって今回受験しちゃったよ!

締めくくりがちょっとアレな失業ライフではありましたが、玉と砕けて未練はないさ。
久々の学生気分でリフレッシュできました。
初の海外旅行で台湾にも行きました!


ご心配をおかけ致しましたが、本人は案外楽しく暮らしてたりしてスミマセン。

ちょっとずつではありますが、またこの下らないブログを綴って行きたいと思います。
おヒマがございましたら、再びお付き合いいただければ無上のよろこびでございます。

ではでは。
コメント (10)
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