伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

神話の教訓

2008-05-06 11:07:40 | Weblog

読者より :
我々の魂が荒御魂として地球に受精したとき、荒御魂は肉体として顕現し、和魂の方は心、精神、内面として内在化する。神話的表現だとお隠れになる。スサノウが顕現するとき、天照は岩谷に隠れる
 こう解釈すると、天照が再び顕現するときとは、次元変換のとき。
神話より :
スサノオは、母親
イザナミのいる根の国に行きたいと言って泣き続けたため、父親イザナギによって追放された。スサノオは根の国へ行く前に姉の天照太御神に会おうと高天原(神界)に上ったが、天照太御神は弟が高天原を奪いに来たものと思い、武装して待ち受けた。スサノオは、自分が神界を侵略しに来たのでは無い事を証明するために誓約(うけひ)をし、その結果、天照太御神から男神、スサノオから女神が生まれた。スサノオは自身が女神を生んだのは、邪心が無い証拠に成ると自分勝手に解釈をして勝利を宣言する。
これで気を良くしたスサノオは高天原で乱暴を働き、その結果、天照太御神は天岩戸に隠れてしまった。世の中は闇になり、様々な禍が発生した。
でも、八百万の神々の「楽しそうな笑い」に癒された天照太御神は、閉じこもっていた心の殻から抜け出して回復し、スサノオは高天原(生)から追放され、根の国(死)へ向かった。 

スサノオ=肉体=人間 です。
肉体が中心に成ると、心の神性は隠れぎみに成ります。
では、心の神性を中心にすると、諸々のストレス・乱暴を受
けた時に肉体的・精神的に弱くなり、現実界では引き篭もり
に成る様です。
人間(スサノオ)は、自分に都合の良い様に物事を解釈して
自己中心に生きて行くと、肉体面がどうしても中心に成り、
乱暴を働く性(さが)が在る様です。
このスサノオがしでかす乱暴は、神話によると殺人・レイプ・
強奪・・・と、そのものズバリを表現されています。
これは自国を中心にしている、現在の地球上の国々が抱え
る現状かも知れません。

さて、神話によると「笑い声」に釣られた天照太御神が、
心の扉を少し開けた時、そのタイミングを逃さずに
待っていた、大きな力」が介在して、岩戸を引き開けて
引き篭もりから救い出されています。
この「笑い声」を演出したのは、八百万の神々の努力です。
岩戸の中に居る天照太御神を心配しながら、けな気に
全員で舞い踊って盛り立てたのです。
ただ黙って見守っていたのでは、決して無いわけです。
一生懸命に努力していると、必ず大きな「力」が介在するの
です。
「生かしてポロロ~ン」と、大きな岩戸を前にして先行きを
心配しながらも「笑い」ながら努力していると、天照太御神
が出て来るかも知れませんね。

生かして頂いて ありがとう御座位ます


コメント (159)
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