伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

お金を掛けない葬儀 

2008-05-21 20:25:22 | Weblog
読者 :
実は私の父は刻々と死に向かっています。実家は経済的に非常に苦しく、父が死んだらお葬式はどうしたらよいのかと、父が倒れる度、皆で悩みます。先祖供養は高額なお金をかける必要はないことはお陰様で知ることができました。
リーマンさんが思う正しい故人の弔い等ありますか?
先祖供養同様、ただ感謝の気持ちで見送るようにしようと思いますが、うちのように非常に貧窮した家で故人・先祖に喜んでもらえるお葬式の出し方などあるでしょうか?また兄(長男)は、親兄弟・親戚とも縁を切ってしまいましたが呼ぶべきでしょうか?

会社の取引先の関係者が亡くなると、担当営業として葬儀に
出席することが年に数回は有ります。
大きな葬儀ほど、会社関係者が大半を占めており、会場は
仕事関係者同士の久しぶりに会った挨拶や、ヒソヒソ話で満
ちているものです。黙って式の始まりを待っている人も、死者
の事を思い出している人は少なく、式終了後の予定などを考
えている事が、何となく分かります。
祭壇の先頭で、家族だけが寝不足気味で疲れた顔をして居
ます。 何百万円も掛けて、家族に追い討ちを掛ける様な
疲労を強いる、このような儀式に毎回疑問を感じています。
特に天候が悪い日や、休日の葬儀会場には、義理参列者の
イライラした「早よ終われ」波動を多く感じるものです。
このような参列者の波動は、死者には辛いものを感じさせ
ます。
結局、現代の葬儀は、死者の為の儀式では無く、対外的な
死亡告知や見栄の為の儀式になっていると感じます。
ただ、残された家族にとっては、世の常識・慣例を気にして
せざる得ない風潮があるのは理解できます。

故人が喜ぶ葬儀は、家族と親しくする知人だけで故人の自宅
に寄り合い、故人の好物だったものを用意して、夜を通して
故人の良い思い出話しのみを語り会うのが最高の供養です。
決して喧嘩をしないようにする事が大事です。
全く御金が無ければ、遺体搬送の車と火葬場の手配だけを
葬儀会社に相談してみては如何でしょうか。
後は予算に応じて、祭壇を設けたり、家系宗派の御坊さんを
呼べば良いと思います。
伊勢白山道では、先祖代々の霊位だけで、故人も先祖と共に
供養する考えなので、御金の掛かる戒名代も不要です。
ただ、御金が有るならば、家系宗派の遣り方に従う事が、
他人からの波風を起こさ無いで済むので、それを勧めます。
残された家族が要らぬ心配をする事は、故人には一番良く無
い事です。
絶縁した親族へは、一応、死亡の知らせだけをすれば良い
です。 葬儀に来るかどうかは、本人に任せれば良いと思い
ます。 

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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コメント (94)
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