伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

伊勢日記 6

2009-04-16 10:35:55 | Weblog
伊雑宮を後にした私達は、すぐ近くにある佐美長神社
(さみながじんじゃ)へ行きました。 私は初めての参拝でし
た。無人の小さな御宮ですが、とても清い場所でした。
伊勢神宮の不思議なところは、どんな小さな御宮でも、とても
清まっていることです。 建て方の基本の様式は、正宮のミニ
チュア版を真面目に踏襲されています。神宮の様式を守るだ
けでは霊的な清さは出ません。では、何がこの清浄感を醸し
出しているのかを、沢山の木々に囲まれた御宮の空間の中で
考えました。
ふと足元の玉砂利を見ると、落ち葉が無いことに気が付きま
した。これだけの木に囲まれていると、直ぐに落ち葉だらけに
なるものです。
このような小さな遠い御宮でも、日々の掃除が丁重にされて
いました。この労力と費用は大変なものだと思います。
生きる神を宿す人間が、心遣いと言う息吹を自然の木と石で
できた造作に加味(神)する事により、神様の気が現実界に
現れるのです。人間も大事な自然の一部なのです

この2日目は、
御塩殿神社(みしおどのじんじゃ)にも行きまし
た。伊勢神宮で使用される塩を作る神社です。
近くに塩田を所有し、この神社にある大釜により煮詰めて塩
を作るそうです。
意外だったのは、塩田に海水を引き込む所が、五十鈴川の
末端なのです。街中を通った川水と海水が合流する処に
取水
口があります。街中で生活排水が混入していないのか
少し心配になりました。私は、もっと人家の無い海岸で取水
されていると思っていたからです。

この2日間だけでも、何回参拝したか数え切れません。
二礼二拍手一礼を「生かして頂いて ありがとう御座位ます」
だけで遣り通しました。 何回も何回も無心に、生かされている
感謝だけを捧げていましたら、後半では自身の気力が充実し、
肉体には力がみなぎっていました。
神様に、「では、生かしましょう」と言われた様に感じました。

いよいよ翌日は、伊勢での最終日でした。
仕事を終えた後、初めての
伊勢神宮・内宮外宮での御垣内
参拝(みかきうちさんぱい)を予定していました。
今まで何回も伊勢神宮に寄付をして来たので、特別参宮章の
カードは何枚も持っていたのですが、時間と服装の関係で正式
参拝をしていませんでした。
H氏とは最後に外宮でお別れをし、伊勢での二日目の夜が
暮れていきました。                 (もっと続く)

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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