伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

執着が判断を鈍らせます

2009-10-02 10:05:02 | Weblog

私が担当していた得意先の会社で、長年に渡り利益を出し続けているにも関らず、去年の段階で
自主廃業された会社がありました。廃業する3年前に社長の独断で、これから会社の整理に入りますと宣言され、社員に対しては
1.今の内ならば、退職金をたくさん支給できるから。
2.本当は直ぐに廃業したいが、3年間の内に皆さんの就職先を一緒に捜す期間としたい。
と説明されました。
今では、他の同業者からは元社長の先見性の確かさが話題に出ることがあります。もし会社を続けていれば、その後に大企業の連鎖倒産に巻き込まれていた可能性が大きいからです。
この元社長に、私はとても良くして頂いていました。事務所に行きますと、私専用の座る場所が設けてありました。
この人は、土地バブル全盛の頃は、価格が下がる1年前の最高の土地単価で売り抜け、その後の株投資でも安い時に大量に仕入れて売り抜けています。自分の会社を廃業する時も、跡継ぎの長男を一番最初に首にして、サラリーマンにしてしまいました。
この元社長との長年に渡る付き合いで、私は自分が実際には経験していなくても、投資や経営に関する霊的なノウハウを得る事が出来たと感じています。
1.会社経営や投資で成功するには、「損切り」を恐れない事。
これが普通人には出来ないのです。これが分岐点です。
もう少しすれば・・・と、問題を先送りしてしまうのです。国家でさえも、問題の先送りと塩漬が大好きです。これが、後での大きな被害を産みます。
ただ、早く切り過ぎますと、もう少し頑張っていれば・・・と、普通人は過去を思ってしまいますが、成功する人は違うのです。良い勉強をしたと思い、次の事にしか視点が行かないのです。これは、恋愛問題にも通じる大事な視点です。
2.冷静な判断をする為には、自分への執着をしない事
経営でも、恋愛でも、自分だけの事を考えていないか?を、振り返る事が大切です。自分の利益に執着しますと、損する様に現実界は流れる仕様に出来ています。
3.物事の決断を判断する決め手は、理屈ではありません。「何となく」が大切なのです。
この「何となく」が降りて来ない内は、問題への努力不足だと言う事です。本当に早く決断したい場合は、もっと問題への努力をして見る事が大切なのです。
新興宗教を長年やっている人も、中途半端だから気付かないのです。真剣に神様や人生を求道していれば、必ず違和感を感じ出すものです。

この興味深い元社長の信仰は、先祖供養を重視するだけでした。宗教が大嫌いでしたが、氏神への寄付を欠かさない人でもありました。
よく仰っていた事は、自分は無一文から成り上がったので、元に戻ることも恐れないと。この人からは、日本の社会のこれからの推移に関する興味深い洞察も聞いていますので、また機会があれば紹介します。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
個人的な相談はメールでは無く、コメント欄でお願いします。

コメント (587)
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