伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

妊娠のヒント 前説2

2009-11-13 11:12:38 | Weblog
私は過去記事(2007年12月10日分)において、人間の右脳と左脳の形態が、そのまま拡大すれば裏宇宙と表宇宙の世界観を正確に現すと説明しました。脳内の重要な神経が集積するポイントは、大きく見て7つと1つ在る筈です。
それが学問上では、何と言う名称に相当するのかは知りませんが、それを拡大した物が北斗七星と北極星に相当して宇宙に現れています。 脳は、宇宙全体の縮図です。
「熊楠マンダラ」も脳を図形化した中に、この世の宇宙観を表現したと感じます。
人間の脳の中には、約140億個のニューロン(神経細胞)が存在するとされています。脳細胞を調べたところ、小さな細胞(ニューロン)が網の目の様に繋がり、ネットワークを形成して繋がっている事が分かっています。まるで「インターネットの回線網」の様にです。この模様を熊楠はマンダラにおいて、何本もの線の交差により表現しています。
みなさん、この網目状に広がる脳ニューロンの形態が、ある物と似ている事に気が付きませんか?
植物の菌類の体を構成する、糸状の構造で広がる菌糸(きんし)の形態と似ているでしょう。脳細胞の形態は、植物の菌糸と相似形を成します。
つまり、熊楠は生涯を掛けて菌糸の状態を観察する中で、脳内を観て、更に宇宙と神様の姿を見ていた事に成ったと感じます。
彼が、この事をハッキリと自身で認識していたのかは分かりません。しかし、彼の晩年の行動を見ますと、森林保護と神社の保護に最後まで尽力されました。その行動は、逮捕も厭わない命懸けのものだったのです。
民俗学者の柳田国男が熊楠の事を称して、「彼は日本人の可能性の極致だ」と表現しました。そう称された知の巨人が、命懸けで守った森と神社には、いったい何が在ったのでしょうか?
それは植物の菌を保護する為だったのです。
彼は、国土に存在する菌が、その国に住む人間の健康と精神性を形成する事を知っていたのです。
つまり、日本から森林と、森を保護する番人小屋としての「神社の霊性」(熊楠マンダラにおけるトの丸点)が無くなれば、日本人は別物の人種に変わるのです。
粘菌は絶対に死なないそうです。どんな過酷な状態でも潜伏する事が出来ます。砂漠には、砂漠なりの人間と菌との共生関係が存在し、それが住民の肉体と志向性に現れているのです。そこから地域特有の精神性を持つ宗教が誕生する訳です。
日本には、国土に存在する菌の状態から生まれた信仰が必然的に合います。日本の場合は、日本に自生する植物を保護する信仰が最適です。日本の宗教=森林保護教が最適なのです。これに一番近い形態が、神道に残存するとは言えます。

以上長々と説明しましたが、菌が如何に人体にとって重要であり、精神性にまで影響するのかを知って頂きたかったのです。
女性の妊娠に大きく影響しているのは、膣内における常在菌の状態です。  (まだ続きます)
(写真は、熊楠が昭和天皇に献上した、粘菌の標本を入れたキャラメルの箱です。天皇陛下の側近達は驚きました、笑)


生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

応援して下さる方は、この3箇所をクリックして下さい。
携帯からクリック出来ない場合は、http://www.geocities.jp/poriporry/m/ 
クリックして現れるランク一覧の中から伊勢白山道を押してね。
初めての方は、まずCATEGORYの「初めての方へ」、先祖供養については
BOOKMARKの「短冊と線香による先祖供養ダイジェスト」をお読み下さい。
私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
個人的な相談はメールでは無く、コメント欄でお願いします。

コメント (553)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする