伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

伊勢~熊野、天河へ 3

2009-11-25 10:36:50 | Weblog
外宮神楽殿(げくうかぐらでん)の神前に通されて正座を行ない、一番に私の目がいったのは、拝殿の両脇に祭られた榊の枝でした。2mほどの高さのある四方に美しく伸びる榊です。
神宮の神域内に、神事で使う榊を育てる森が在ると聞きました。今年の春に奉納した御祈祷(ごきとう)の時の榊よりも元気がありましたので嬉しかったです。
今回、大祓詞(おおはらえのことば)を奏上された神官は、前回とは違う神官でした。
前回の神官は、恰幅の良い優しそうな方であり、祝詞を優しく話す様に発声される神官でした。私が初めて聞く奏上方法だったので良い印象に残りました。今回の神官は、入室された姿からして良い厳しさを出されていました。とても外宮らしい神官だと感じました。
祝詞では、私の名前が3回も奏上されたので、家族が前回との違いを後で指摘していました。他の同席された人の御祈祷時に、おそらく他の人の名前も丁寧に付けて呉れているのかなと話していました。

今回の神官の入室、祝詞奏上、退出を行なう姿を見ていましたら、衣装装束と人物が一体と成り、神域に住まう白い尾の長いニワトリに観えたのでした。前回の神官は、最後まで人でした。
この観え方は、神官の神人合一の具合を現していると感じました。このような視点で、目前に居る六人の楽師を観ますと、ただの人が4名。後の2名は雀に観えました。
神官の姿が尾長の白いニワトリとは、長年の真摯な求道の成果であり、神官の霊的な高位を意味すると感じます。
もし、天皇陛下の神官姿を目前で観る事が出来れば、尾長ニワトリを超える鳳凰に観えるのかも知れないと思いました。

神道では、神様の御使いとして鳥が古来より重視されています。
神話に登場する3本足のカラスをはじめとして、神宮に居るニワトリも太陽に挨拶をする神様の御使いとして居ます。
神様に仕える神官の姿の起源は、容姿までも鳥に似せる為に個性のある装束を身に付けたと思います。写真は、内宮の神域で放し飼いにされているニワトリです。
今回、神宮で販売されている神棚を見ましたが、千円の一社造りを3個でも十分だと思いました。送料を入れても三千円幾らで受ける事が出来ます。神宮に電話すれば良いでしょう。
次は、伊勢の森林地帯を探索しました。   (続く)


生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

応援して下さる方は、この3箇所をクリックして下さい。
携帯からクリック出来ない場合は、
http://www.geocities.jp/poriporry/m/ 
クリックして現れるランク一覧の中から伊勢白山道を押してね。
初めての方は、まずCATEGORYの「初めての方へ」、先祖供養については
BOOKMARKの「短冊と線香による先祖供養ダイジェスト」をお読み下さい。
私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
個人的な相談はメールでは無く、コメント欄でお願いします。

コメント (562)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする