門から我が家を写した風景
ピチットの町から帰る途中、烏賊を売っている店が有ると言う、勿論冷凍烏賊である。
大きな氷の冷蔵庫が並んでいる、此処は市場よりも安くて品物が良いと言っている。
我がタイ人家族は烏賊、海老、蟹が大好物で有り、南タイに行けば泳ぐ事より、それらの品物をお土産と
して探すのが主な仕事であるが、私としてはそれ程好きではないので如何でも良い事である。
我が町に着くと市場に行き豚肉と野菜などを買う、彼女の話では今日は彼女の家族を呼んでムーカタをすると言う。
私の歓迎会だがタイでは来た人に、御馳走をすると言う事になるのだから、私持ちである。
ビールとラオ酒も買い烏賊焼きとムーカタの宴会の支度が始まる。
彼女と娘とその友達3人で有る、犬達は物置小屋と鎖に繋げらている。
私は集まって来た子供達とムーカタを食べる、お酒を飲まない私は1番先の食事である。
ムーカタは余り好きでは無い、豚肉が焼けるのに時間が掛かるし、焼けたと思ったら人に取られたりする。
豚肉だから半生では食べれないし、何時も廻りの野菜が煮えたのを食べている。
私はご飯を食べるが、タイの人達は誰一人としてご飯は食べない、子供でも食べないのである。
日本では焼き肉でもご飯を食べると思うが、家族は豚肉と野菜烏賊焼きだけである。
私は何時もさっさとご飯を食べて、席を人に譲り家へと入り自分の部屋で過すのであるが。
その後大人たちは酒を飲み色々と話をして盛り上がっている。
タイ語の解らない私がいない方が、遠慮も無く場も盛り上がると思っての事でも有る。
彼女はムーカタの豚肉を色々な調味料を調合して浸けた肉が、味が良いと言ってくれると自慢である。
この日は夜は冷えてビールを飲む人も少なく、早く宴会は終わったのである。
私の歓迎会では無く、私がこの地に帰って来たと知らせる為の宴会で有る。
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