すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【J1 第8節】浦和、退場者続出の激闘を制す 〜浦和レッズ 4-1 コンサドーレ札幌

2023-04-22 08:21:08 | Jリーグ
両者、前半から激しく競り合う

 J1第8節が行われ、埼玉スタジアム2002で浦和レッズとコンサドーレ札幌が対戦した。両者、前半から激しく競り合い、前後半に双方1人づつ退場者を出す展開になる、最後は浦和が攻勢を強め、4-1で勝利を収めた。

 前半34分、速攻から興梠が鋭いドリブル突破を見せ、防ごうとした札幌の中村桐耶が一発レッド。退場になる。その後、両者とも激しい鍔迫り合いで前半が続いたが、双方、無得点。勝負は後半に持ち越された。

 浦和のフォーメーションは4-2-3-1。スタメンはGKが西川周作、最終ラインは右から明本考浩、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、荻原拓也。

 CMFは岩尾憲と伊藤敦樹。2列目は右から大久保智明、小泉佳穂、関根貴大だ。

1人多い浦和が攻勢に出て圧倒する

 後半、立ち上がりから1人少ない札幌は5バックを敷いてくる。そのため浦和陣はスペースだらけでガラガラだ。どうしても浦和がボールを保持する展開になる。

 だが、それでも札幌は攻撃の姿勢を崩さず、少ない人数を前に走らせロングボールを入れてくる。そして局面によっては、1人を自陣に残して残り全員を敵陣に送り込んでいる。大胆な攻めだ。

 他方、浦和のチャンスになると、札幌は8人がペナルティエリアに入って守備している。壮絶な展開である。

 すると後半23分。浦和のアレクサンダー・ショルツが敵陣の浅い位置でボールを奪い、右サイドの関根にボールを預けて脱兎の如くゴール前に走り込む。これに関根がグラウンダーのクロスを送り、ショルツはニアでうまく左足のインサイドでゴールに流し込んだ。浦和、待望の先制点だ。

 だが後半31分。浦和の途中出場ホセカンテが札幌GKク・ソンユンにファウルで一発退場。これで試合は10人対10人になった。続く後半38分。興梠のシュートに札幌の青木亮太の腕が当たりハンドでPK。興梠がゴール左に落ち着いて決める。浦和、2点目だ。

 そして後半43分。札幌の菅大輝がペナルティエリアの手前でこぼれ球を拾い、ドリブルをスタート。ペナルティエリアの左からシュートを打つと、相手DFに当たったボールがゴールに入り、1点を返す。

 また後半50分には札幌のオウンゴールで浦和が1点追加。続く後半53分には、浦和のFK。キッカーは途中出場の馬渡和彰だ。右足で曲がるボールを送り、マリウス・ホイブラーテンがヘディングでゴール左に流し込んだ。浦和、4点目だ。

 かくて両者、退場者を出し壮絶な死闘となった。札幌もよく粘ったが、最後は浦和が試合を制した。

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