ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

眩惑の大阪城ホール! Genesis を 観たよ ②

2018-04-02 08:54:08 | 日記
オープニングのMama のP Vを見たときの衝撃は忘れられない。ちょっと怖い感じもする。
打ち込みから何とも言えないシンセのイントロが流れ出しそれに合わせフィル コリンズのヴォーカルが、Mama の歌詞を歌い出す!

I can't see you mama
But I can hardly wait
Ooh to touch and to feel you mama
Oh I just can't keep away
In the heat and the steam of the city
Oh its got me running and I just can't brake
So say you'll help me mama
Cos its getting so hard

と最初は静かにそして徐々にエスカレートして魂の叫びを放つ感じで歌って行く!
この曲は生まれて来れなかった赤ちゃんが母親に向かっ歌っているものだ。

途中 ハハハハッ ハ〜! ハハハハッ ハ〜! とフィルが歌うところがなんとも不気味に怖い。ホラーっぽくもある。 ライブで聴くとこの部分が尚更不気味だ! 一回聴いたら頭に残るインパクトの強い曲だ。しかしのっけからヘヴィである。

ポップ調で行くならLand of Confusion 辺りでスタートしても良さそうなんだけど・・・いきなりのカウンターパンチ恐れ入りました。


Abacab を演奏した後はここ2枚のアルバムの曲が続く。
Genesisとしての最初のトップ10ヒットのThat's All のピアノのイントロが始まった。この曲などプログレバンドというよりポップバンドという方がふさわしいくらい良質なポップソングだ。アメリカではこちらの曲の方が売れたけどイギリスではMamaの方がヒットしている。

こちらはカップルの話。愛情はあるけど付き合っていくのは大変そうなカップル。でも別れないでいく
結局お前のことが好き、ただそれだけさ! みたいな歌だ。



ここまで快調なペースでライブは進んで来た。彼らの演奏はなかなかタイトでしっかりしている。
さすがと言うしかない。

僕のプログレに対するイメージと言うは、難解な歌詞やメロディの曲を延々と演奏する物でどうも
とっつきにくいく聴いていても楽しめない音楽だ。だからピンク フロイドやキングクリムゾンそれに
イエスも殆ど聴かない。唯一プログレで持っているのはピンクフロイドの狂気とELP の展覧会の絵くらい
だ。それも手にしたのは数年前だ。この当時のGenesis をプログレと言う括りで語れるのなら唯一リアル
タイムで買ったのがGenesis とInvisible Touch ということになる。

だからプログレ初心者の僕にとってこのポップなGenesis は 聴きやすくて丁度いいあんばいだった。
無理なく彼らのライブに入り込むことができた。

彼らのライブはまだまだ続くよ!




1987年 3月18日 大阪城ホール

セットリスト

1. Mama
2.Abacab
3.Domino
4.That's All
5.The Brazilian
6.In the Cage
7. …In That Quiet Earth
8.Afterglow
9.Land of Confusion
10.Tonight, Tonight, Tonight
11.Throwing It All Away
12.Home by the Sea
13.Second Home by the Sea
14.Invisible Touch
15.Drum Duet
16.Los Endos

Encore
17.Turn It On Again