ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

眩惑の大阪城ホール! Genesis を 観たよ ③

2018-04-03 08:00:25 | 日記
彼らのライブの魅力は楽曲の良さや演奏力だけでなくバリライトを使った演出効果だ!

バリライトを最初に使ったのは実はGenesisで Abacab Tour の時らしい。
とにかくこのライトが縦横無尽に動き あたり一帯が光の洪水のようになる。あらゆる方向にライトが動くので見ていると本当に幻想的ですらある。

このバリライトの演出を生で見れた事も今回のライブに参戦した甲斐があったと言える。



前半でプログレバンドの片鱗を見せてくれたのがインスト曲のThe Brazilianだった。フィルは気持ちよさそうにドラムを叩き マイクと トニーのアンサンブルも見事に取れていてさすがの一曲だった。

このアルバムの中でもノリの良さでは一二を争うLand of Confusion は、PV の人形が面白くてとても印象的だ。当時のアメリカ大統領はレーガンだったんだなぁ!ナンシー夫人のそっくり人形は懐かしい。でもパロディ的なストーリーのPVながら笑えない深刻さもあった。 そんな事を思い出しながらこの曲を聴いていた。

サビの部分の歌詞

There's too many men, too many people
Making too many problems
And not much love to go round
Can't you see this is a land of confusion?

沢山の男たち 沢山の人々が
それぞれ沢山の問題を生み出している
愛なんてなかなかお目にかかれない
わかるかい
ここは混迷した世界なんだ

この歌詞は今もそのまんま当てはまるね。
その後のTonight, Tonight, Tonight もシンプルな打ち込みの繰り返しに乗って呟くようにフィルが歌い始める。そしてサビのところで一気にTonight, Tonight, Tonight〜🎶と歌い上げる。フィルのヴォーカルが冴え渡って深〜く落ちて行く感じがした。



次のHome By The Sea とSecond Home by the Seaは前作Genesis に収録の曲で、二曲で一つになっている。後半のSecond Home by the Sea はプログレっぽい展開になる。長尺な曲なんだけどバンドの演奏がいいので少しも飽きることなくたのしめた。できたら同じアルバムに入っているIllegal Alienも好きな曲なのでやって欲しかった。当時のGenesis はフィル自身もソロでヒット連発していたし、ポップバンド色が濃いと思われていたけど、実際ライブを見てみるとやはりプログレバンドとしてのDNAは持ち続けているのがわかった。

初めて観るGenesis のバンドとしてのパワーに圧倒されいよいよあの大ヒット曲のところまでたどり着いたのだ‼️






1987年 3月18日 大阪城ホール

セットリスト

1. Mama
2.Abacab
3.Domino
4.That's All
5.The Brazilian
6.In the Cage
7. …In That Quiet Earth
8.Afterglow
9.Land of Confusion
10.Tonight, Tonight, Tonight
11.Throwing It All Away
12.Home by the Sea
13.Second Home by the Sea
14.Invisible Touch
15.Drum Duet
16.Los Endos

Encore
17.Turn It On Again