ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

ピーガブも日本上陸!名曲 Bikoを歌ったよ! ②

2018-04-08 21:05:54 | 日記
Peter Gabriel はGenesis 時代からライブの際には奇抜なコスチュームやメイクが有名だった。




初めて観る彼のライブがどんな演出で始まるのかすごく興味があった。 僕の予想を覆し今回は特別なメイクもコスチュームもない普通の格好での登場となった。

オープニングは 当時の最新アルバムUsからCome Talk to Me だった。確かヨーロッパではPeter が電話Boxの中で歌う演出だったと思う。

パーカッシブなアレンジが特徴的な曲だがピーターが登場して歌い始めただけで既にピーガブの世界が会場に広がっていく。

さあ、話をしょう!
お前が呼びかけてくれれば
 ここから抜け出せる
 話しかけてくれるだけでいいんだ
 心は変えられる、そうだろう?
 
とピーターは聴衆に訴えかけるように歌う。
 
Peter Gabriel は単独公演を含めて3回目の来日になる。1回目は神宮球場での行われたジャパンエイド、そのあとはアムネスティ そして3回目がSecret World Tour として単独公演を行った今回だ。

それだけにどんなライブになるかとても興味深かったのだが一曲目から結構いいパンチを貰ってしまった。

これは気軽に楽しむと言うより少し構えて臨まなくてはいけないような気がした。

続くSteam はどことなく大ヒットのSledgehammerを彷彿とさせるようなアレンジの曲だ。Peter は前作の So からとても凝ったP V を作るようになった。このSteam のP V もかなり凝った作りの作品になっているのを思い出す。まさにMTVを意識したプロモーションを積極的に取り入れた時代だと言える。

この曲もノリが良くて少し重めのCome Talk to Meから観客の肩の力を抜くのには丁度いい曲だったと思う。

そしてソロ3枚目のPeter Gabriel III に収録されているGames Without Frontiersが。 戦争や紛争について歌っていると思われるこの曲を持ってくるとは・・・Peter は今度は極力淡々とした歌い方に徹していた。

個人的にはこのアルバムから Intruder と No Selfcomtrol の2曲もセットリストに入れて欲しかった。

ライブ開始から押したり引いたりPeterの緩急自在の展開にやや振り回されながら彼の世界を彷徨い続けるのだった。



1994年 3月10日 大阪城ホール


Setlist

1.Come Talk to Me
2.Quiet Steam
3.Steam
4.Games Without Frontiers
5.Across the River
6.Shakin' the Tree
7.Blood of Eden
8.San Jacinto
9.Lovetown
10. Kiss That Frog
11.Solsbury Hill
12.Digging in the Dirt
13.Sledgehammer
14.Secret World

Encore

15.In Your Eyes
16.Biko