ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

Steel Wheels から30年! 奇跡はまだ続いている ③

2019-08-31 11:27:26 | 音楽
アルバムは先行シングルとなった Mixed Emotions は今のところストーンズの最後のトップテンヒットだ。



イントロの感じがBeatles抱きしめたいぽいんだけどイマイチパンチが無いんだよね。ストーンズの先行シングルって強烈なインパクトを放つ曲が多いんだけどこの曲は初めて聴いた時はうーん!と思ってしまった。

でも曲の中にはキース節はそこかしこに顔を出してはいるんだけどね。

Button your lip baby
Button your coat
Let's go out dancing
Go for the throat

Let's bury the hatchet
Wipe out the past
Make love together
Stay on the path


この曲のキモは元論サビのこの歌詞だ。

You're not the only one
With mixed emotions
You're not the only ship
Adrift on this ocean



これこそが仲違いしていたミックとキースのこの時の心境を素直に表しているんじゃないかな?



PV のこの2人の表情を見てストーンズが最大の危機を乗り越える事が出来たんだと確信した。

俺たち仲直りしてこれからもやっていくぜ〜! というGlimmer Twins の意思表明を高らかに宣言するためにファーストシングルにしたんだろうね。

僕個人としては新生ストーンズを印象づけるには Rock and a Hard Place の方がインパクトがあったと思うんだけど。

果たしてこちらを先にシングルとして出していたとしたら今日の復活はありえただろうかね?






この曲は来日公演の前ポカリスエットのCMとして盛んにテレビでも流れたので思い入れは強いかな?

このアルバムはベテランバンドとは思えないくらいハツラツとしているね。

そしてアルバムはキースの名バラード Slipping Away で幕を閉めるのだ。この曲は本当に心にしみるね。前作のSleep Tonightもいいバラードだったけどこの曲はキースのバラード曲の集大成とも言える出来だ。キースの歌うバラードは本当に味がある。年齢をかさねるに従って熟成されたワインのような味わいが醸し出されてくる。
この曲は今でもライブで歌われる事が多いのはキース自身もこのナンバーはお気に入りの一曲なんだと思う。

こうしてストーンズは8年ぶりのワールドツァーへと漕ぎ出していったのだ!

このアルバムのおかげで僕たちはストーンズの初来日公演に立ち会う事が出来たのだ〜!

あれから30年今もストーンズは現役でツアーをおこなっている!

30年前の奇跡が今も続いているのは嬉しい限りだ!


Steel Wheels

1989年 8月29 日 発売 最高位 全米3位

Track List

1. Sad Sad Sad
2. Mixed Emotions
3. Terrifying
4. Hold on to Your Hat
5. Hearts for Sale
6. Blinded by Love
7. Rock and a Hard Place
8. Can't Be Seen
9. Almost Hear You Sigh
10. Continental Drift
11. Break the Spell
12. Slipping Away




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