レトロの小部屋

紙物を中心に古物を集めています。
ついでに所蔵品の思い出も。

シーサーとフクロウ

2019年07月29日 08時48分56秒 | 陶磁器 

スーパーのチェーン店が開店したてだった頃、玄関先でフリマしてた。
聞けば100円だと言う沖縄のシーサーの抱瓶、買った。

現在はコピー機のコード収納具としてコードを突っ込んでしまっています。

九州出身で滋賀に嫁いでる婦人が、ホテルの一角のテナントで九州の作家の作品を委託販売しておられました。
そこで買ったシーサーの作家物、バブルで高価でした。
主人の退職金が開業資金だったけど、儲からなかったわと20年前閉店されましたが、当時は55歳が定年だったのじゃないかしらと思い出します。

東寺の縁日で、なによ滋賀の唐橋焼のお湯呑みを一つだけ、と思いながら値段を聞くと100円。
創業者がバリバリの現役だろうに、聞いたら驚くでしょうが。

デパートで買った陶器のフクロウと、園芸店で買った石のフクロウです。
石の物はその後見たことはありません。


小柄

2019年07月24日 11時23分44秒 | 民具、雑貨

刀の鍔の脇に差し込まれている「小柄」です。
偶然、馬の図柄の物です。

少しデフォルメされたデザインです。刃に銘があります。

桜につながれた馬、いわゆる「春駒」のデザインです。

柄だけですが二頭の馬です。

金色はすべて金細工です。

実家の先祖の物です。図柄は龍です。刃に銘があります。


京都市紀念動物園の絵はがき

2019年07月22日 09時30分52秒 | 京都 滋賀の絵はがき

上野動物園に次いで2番目の動物園として、市民の寄付が集まり1903年(明治36年)4月1日「京都紀念動物園」が開園しました。
全景を描いた案内図です。

だてう、へう、あかぐま、ほっきょくぐま、ばく、志よう志よう、ぞう、おほかみ、ら以をん、志まうま、とら、す以ぎう、らくだ、かんむりつる、あうむ、くじゃく、大わし、かんかる。旧仮名遣いで書かれた動物が載っています。
1907年(明治40年)9月ゾウが来園したとの記録ですから、この案内はそれ以後に発行されたのでしょうか。

京都名所絵はがきの中の一枚です。

皇太子殿下御誕辰紀念の赤インクの 明治39年8月31日のスタンプがあります。
当時の皇太子は大正天皇でお誕生日が8月31日です。満27歳ですから28歳、当時は数え年ですから28歳になられたのでしょうか。
因みにそのお子様の昭和天皇は5歳です。

下段の植物は「皇太子殿下お手植えの松」と説明書きがありますので、開園のころに記念植樹をなさったのかもしれません。

表面(宛名面)です。赤いスタンプも同じ日付です。

丹頂と雛鶴がもう一枚あります。こちらはスタンプがわかりやすい。

こちらは、開園5周年記念(明治41年)の分厚いエンボスの絵はがきです。
他の動物の物もあったのかも知れません。

はいえな 一名まだらおおかみ と書いてあります。

 

 


北海道庁発行の絵はがき

2019年07月07日 15時37分56秒 | 記念(紀念)絵はがき

野生司香雪(のうすこうせつ)図案、北海道庁発行。

野生司香雪画伯は、明治41年東京美術学校卒業、のちに仏教美術で名をはせた。

北海道庁は明治42年札幌の火災で内部が焼け、44年修復を終了した。

この絵はがきは何枚発行されたのかは不明です。
エンボスの施された、分厚い絵はがきです。

 


軍事郵便 1

2019年07月04日 16時33分24秒 | 記念(紀念)絵はがき

軍事郵便は1894年(明治27年)勅令第67号 軍事郵便取扱細則(軍事郵便・野戦取り扱い無料)として発令されました。

「赤紙軍事」逓信省及び陸軍恤兵部発行 恤兵(じゅっぺい)シリーズ 1904年(明治37年)発行。

他にもまだあるそうですが、野戦局間で使用されたのかなかなかお目にかかれません。
この中にはありませんが、唯一の所蔵品です。

赤紙軍事で、野戦局印があります。

はがきだけの物は多数あったようです。

昭和8年以前の物です。

昭和8年にはかき→はがきになりました。
こちらは郵便はがきです。

第二次大戦ごろの物です。検査印欄があります。

はがきサイズの封筒です。


たばこの箱の絵はがき

2019年07月01日 14時46分52秒 | 絵はがき

令和元年で、様々な機会にそれを持ち出す今年です。

今までは先帝の崩御という喪中の時期を過ぎてから、新元号を祝っていたのでしょう。
このような記念煙草も発行されていたのか、それを絵はがきに仕立ててあります。

 

たばこの銘柄はわかりませんが、20本入り20銭です。

貼られている記念切手に押されているスタンプは、昭和3年11月14日東京となっています。
御大礼の日は11月10日です。
別のはがきに押されていたスタンプで、こちらは 兵庫 中竹田局です。

 昭和元年は短く、昭和64年も短かった。
大正天皇の御病気のため5年間摂政の宮を、そして在位64年通算およそ70年、途中大きく時代が変わる中、長きにわたって天皇てあられた昭和天皇、昭和は遠くなりにけり。