のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

一寸切ない あなたの心はどこに行ったの?

2013年09月05日 06時55分00秒 | ボランティア
昨日 音楽訪問で訪れた施設 認知症や介護程度の重い方が多い
毎月7箇所の施設を廻るが 一番気を入れる施設でもある
通い始めて数年になるが スタッフも入所者も変わるが同じ感触だ

それでもスタッフの協力度は熱意が感じられ歌の時間に期待をしている
リハビリを見ていても 以前から見れば 対応が熱心である
ただ ボランティアは私の他には誰も訪れない

それは 例えば私が歌の時間を他の施設と同じようにするが反応が鈍い
奇声を発したり 眠っていたり ただ眼を向けているだけの方が目だつ
その姿を 毎回見ているだけで 一寸切ないものがある

ボランティアでも よほど意識を確りとしていないと 自分の心が沈む
訪問者が笑顔を忘れていては みんなの心に溶け込んでいけない
あくまで元気な笑顔を持って 歌の世界に少しでも近づけたい



認知症が進んでいく姿も眼に捉える
毎日より 毎月一度だから 進行の具合が分るのだろう
私には止める事が出来ない せめて心に届けと祈りに似た気を放つ

ここでは音楽療法に私は期待を寄せている
認知症の軽いうちは 歌によって記憶の糸を呼び戻す
楽しい感覚 癒しの心 生への意欲を増す効果はあると信じている 

弾きながら 語りながら 3.40名の方の眼に問いかける
歌っていない方も目だつ 黙って見つめている方も居る
あなたの心は どこに置いてきたの 心の眼を覚まして!



男性も数名居る 但し歌っては居ない
リハビリ風景を垣間見たが スタッフの呼びかけにも反応していない
いろいろの歌で試みるが 何かの曲に反応していないか観察もする

ただ全員がこの程度ではない
声は小さいが 歌ってくれる方の笑顔がある 楽しいと言ってくれる
歌って居なかった方でも 別れの挨拶をすると拍手を送ってくれるのだ



神様が何かのお願いを聞いてくれるなら 私は願いたい
認知症の方々の心を取り戻して欲しい 人間の尊厳を失わせないで・・
真剣に気を入れてこの施設へ行く 帰ると いつも疲れを覚える

 最後までお読みくださいまして有難うございました 
        ブログランキングに参加しています  
   ご支援に下のボタンをクリックして頂ければ励みになります 
    
             にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳以上へ 

   メントは 
伝言コーナー  ここをクリックして 

        のびたの
ホームページ ←

                 

            
今日の誕生花  おみなえし
            花言葉  美人





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする