のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

童謡を歌い富弘さんの絵と詩に触れ心が洗われる

2013年09月13日 09時31分13秒 | うたごえ

童謡唱歌 叙情歌 フォークソング 歌ったあとは 爽やかな気分になる
そして 自然の花や風景を間近に見る 日頃の心の澱みが消えていく
笑顔が自然にこぼれてきて 人にも優しく接する気持ちに溢れるだろう

星野富弘美術館は 私にとっても訪れるのは数度に渉る
そして 毎回 感動と生きる力を得てくるのである
全身不随のアクシデントから立ち直り こんなに純粋な気持ちになる心

未だに自分では動くことも出来ず 生きる全てを他人に委ねている毎日だ
それなのに溢れる情熱は どこから出てくるのか 研ぎすまされる魂がある
私たちの辛さや悲しみが どんなにちっぽけなことか 心の隅に問われる

うたごえバスツアーに参加される方たち みんな明るく楽しい
それぞれ幾多の試練を乗越えてきたからこそ 真の笑顔が交わされるのだ
歌で結ばれた絆の仲間たちと会えた私 幸せな生き方であり感謝でもある

 

うさぎと亀 金太郎 だいこくさま 花咲じじい 懐かしい童謡である
絵本になり 歌も歌い 誰からも愛される歌の作詞は石原和三郎さん
群馬県 今はみどり市となった東村で育った方である

明治33年の発表だから 110年も歌い継がれているのだ
その功績を讃え 地元に童謡ふるさと館がある
パネルで紹介されているが 楽譜などもあり足踏みオルガンもあった

 

ここでは この足踏みオルガンを私が弾いて みんなで歌った
懐かしいオルガンの音色 ともすれば足で踏むのと曲を弾くのがずれる
童心に返る まさに幼い時や小学生の頃を思い出しているだろう

 

その石原和三郎さんが通った小学校は 今では廃校となったが現存する
木造だが この村にしては立派な二階建てで 広い廊下は磨きがかかる
卒業生が管理を任され 展示品の管理 教室や廊下の掃除までする

 
 

卒業生と言っても ボランティアで それぞれ80歳代らしい
私たちを迎えてくれた方が 学校の歴史や想い出を語ってくれた
あの星野富弘さんの叔父さんで 朴訥な語りが印象的だった

 

星野富弘美術館に行くと 小学生達が教育見学に来ていた
メモを取ったり 書いてあることを読んだり 絵と詩を眺めていた
中学の教師時代に 鉄棒から落下 頭から落ちて全身不随となった

身動きも何も出来ず 絶望感だけの世界だった
母が懸命に介助してくれるが それまでの彼は母の愛に気付かなかった
ただの農家の百姓のおばさんくらいにしか映っていなかった



この母が居なかったら 彼は絶望から 死を選んだかもしれない
やがて 生きることに目覚め 口に筆を咥えて字を書いた
幾度も幾度も書いた字は 今でも残っているが たどたどしいものだった

花を描いてみた そして 母の介助を得ながら 色も付けてみた
身近にある野菜の花や 野の花が描けるようになった
個展が開けるほどの才能が生かされ 次には絵に詩を載せてみた

 

この詩が ここまで純粋に愛を表現できるのかと思うくらい清らかだ
読んでいるうちに 自然に感動の涙が溢れそうになる
多くの絵があり 多くの言葉に 凝縮された愛を感じるのである

人造湖であるが 草木湖というダム湖のほとりに建つ
対岸には 昼食場所の国民宿舎が見える
歌声と笑いに溢れ 友情と人のあたたかさを更に感じたツアーだった



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