一期一会の日々

日々のあれこれ

大菩薩嶺でソロ登山デビュー①登山開始から福ちゃん荘まで

2018-08-08 15:52:44 | スポーツ

2018.7.22 sun. 百名山 大菩薩嶺

自宅前6:00発
7:30前には勝沼ICも降りていたのに、フルーツラインの方へ行ってしまったの。
桃畑🍑や葡萄畑🍇を目にして、のどかでいいわ~などと写真を撮ったりして…。
「大菩薩の湯」の前を通過した時には、帰りはここで湯に浸かって~
などと、思いがけず早く到着しそうでキャッキャッ盛り上がっていたのに…
そこからのさらに登っていく山道(大菩薩ライン)。
どうやら行き過ぎたようで、引き返す
霊峰寺の前を通る道(県道201号)にようやっと出て、
何だか変なケチがついたとなったととたん、車酔い…
8:00には上日川峠に着くと思っていたのに、8:30頃到着。

一息付けて、まず公衆トイレに行くと
スマホを落としたという女性が申し訳なさそうに一つトイレ使わないで下さいと。
これから彼女も登山だろうに、可愛そう
スタッフさんを呼んでいたけれど、どうしようもないとのことだった。
公衆トイレを出るとすぐ右手に駐車場
福ちゃん荘までは、林道と車道と事前に調べておいた。
たいして大差はないとのことだったので、
最初は舗装された道で行こうと駐車場前から続く車道を進路に。
8:48GPSウォッチスタート。
おおよそ予定より1時間遅れで出発

ポツポツ歩く 誰も歩いていない道を。車道を。
みんな気合入っているな、林道から言ってるんだね。なんて。
道沿いのホタルブクロ、木苺、何故か下り始めた頃には遠方に湖?の美しき眺め
  もう30分歩いているけど、どうなっているんだろう
何度か地図を見たけれど、もう少し歩いてみようを5回は繰り返したと思う。
しかもその度に歩みを速めてしまった。

福ちゃん荘まで30分とあったはず。
私たちがいくら遅い歩みとはいえ、40分も歩いたら見えてもよさそうなものを
しかも、林道らしき道が全く並走されてない。
下りながら蛇行する車道に、もしかしたらこれは、本当の車道では?!とご提案。
どうやら県道201号だったみたい…。
思い切って引き返す。テンション下がる上り坂

振り出しに戻ったのは10:07。とりあえず、またトイレ
1時間20分もロスしてしまった。
アイドリングが長過ぎたと同行者。
先の妙義山と同じ靴なのに、靴擦れができてしまったとカットバンを貼っていた。

ロッヂ長兵衛の方へ行ってみると、
登山道入り口に看板と桃売りの出店が。
この細い細い道が車道で、すぐ左手に入る道が林道だったのか…

今度こそ本当のスタート、ロッヂ長兵衛から車道を10:26発。
もう、ここまで遅くなったんだからと、のんびり歩く
当たり前だけど登り坂だからか、時折足を止める同行者。
やはり、先のアイドリングが長過ぎたか?!と思いきや、
福ちゃん荘まであと少しのところで、突然、もう歩けないと
靴擦れが痛くて痛くて、歩けないと。
膝が痛くなることばかり想定していたけれど、
まさか靴擦れとは…

とりあえず、福ちゃん荘まで頑張りましょうと励ます。
だましだまし、たどり着いたのは10:48。
ベンチについて一息。
山小屋福ちゃん荘。標高1720m。の看板が胸に刺さる
広々とした場所で、不思議な植物の撮影をしたり、
お土産物をチラ見したりして、あっという間に終わってしまった
大菩薩嶺登山を心に刻む。
ベンチに戻り、大菩薩連嶺案内図を二人で見る。
もう半分用無しと冷凍こんにゃくゼリーを差し出すと、

  ここからは一人で行ってきなさい。
  大菩薩峠までは45分、眺めがよいとあるから見てきて。
  ここで待っているから。

と、まさかまさかのご提案
山の仲間を置き去りにして、一人でそんなことありか
逡巡していると、折角だから行っておいで。
絶対リベンジするから、下見に行ってきてと。
リベンジする山ばかり増えて、きっともうここは一緒にはないだろうなと
それも瞬時に思う
ならば、峠ではなく、てっぺんを目指したい

案内図と睨めっこ。
峠まで登り45分、下り35分、計80分。
1時間強だから、待っているとも言えたんだろう。
でもここは、恐る恐る述べてみる。

  行くなら峠ではなく、頂上が…。

今度は同行者が案内図と睨めっこ。
唐松尾根を行った方がいいか、
登りはきついからやはり表登山道からぐるっといくか
自分で決めなさい。

下りは苦手だから、唐松尾根からと思ったけれど、
登りに1時間、下りは40分。ここで20分の差となると、
峠経由の方が早く戻ってこられる。

  とはいえ、絶対3時間かかってしまうけれど
  そんなにお待たせしてしまっても…。

そうしたら、流石に福ちゃん荘のこのベンチにはいられないから、
下りるのに時間もかかるし、休んだら車に戻っているよ。と。
靴擦れが激しいのに、一人で帰して大丈夫なのかとも思ったけれど
大菩薩嶺への自分の欲が勝ってしまった
しかも、要らないものはすべて置いていけと有難い支持のもと、
足りなくなったらと余分に用意した1ℓ分の水分や行動食を託して

  思いがけず、ソロ登山デビューの始まりだ

 

 

 



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4 コメント

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こんばんは、 (takezii)
2018-08-08 18:41:56
次々とハプニングが・・、
お連れさんとのやり取りの情景が目に浮かんでくるようです。
「あの時は ・・・」
チョコさんにとって 忘れられない 大菩薩嶺になりそうですね。
それから どうしました・・・、
続きが 楽しみです。
takeziiさま☆彡 (チョコ)
2018-08-08 23:42:11
こんばんは!
はい! そうなんです♪
毎年のように登っていた高尾山でさえ、一人で登ったことないのに、
いきなり知らない2000m越えの山を一人っきりで登るなんて…!
でも、すごく自信がつきました。
今度は最初から一人でチャレンジしてみようかと思っています。
偶然にも… (ティモコ)
2018-08-13 11:08:54
チョコさん、こんにちは!
なるほど、そういうワケでソロデビューとなったんですね!
ワタシ、今日読ませてもらったんだけど、偶然にも一昨日“ブタ置き去り事件”を書きまして!!
もしチョコさん読んでくれたら、絶対気にしないでよ
「息子に捨てられた!」って騒いでる?けど、一見真面目に書いてるようで半分笑い話なんで
チョコさんのは決して置き去りじゃないです
ワタシが同行者なら同じこと言ってたし、チョコさんが行ってくれなかったら悪いと思って無理をしてひどいことになってたかもだからね
万一気にしたらいけないから大慌てで書き込み(笑)
ティモコさん☆ (チョコ)
2018-08-14 01:05:18
こんばんは~!
今、一気に読んできました! 「夏旅♫」
ボウ坊ちゃまのお気持ち、わかり過ぎるほどわかってしまいましたよん💕
もちろん、“置き去り”にされてしまったティモコ嬢の置かれた状況もお察しいたします^m^
全然気にしてないよ~。って、気にしないといけなかったかな(*ノωノ)
夏旅もまだまだ楽しみにしてるよん🎶

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