のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.05.18のお稽古(四カ伝)

2024-05-18 17:07:14 | 茶道

花 大紫露草・下野・河原撫子・白山女郎花・小葉のズイナ

花入 籠花入れ

 夏日になりそうな一日、自宅での稽古です。

今日は四カ伝の後、後炭手前・小習と続きます。

● 四か伝

 唐物(K) 和巾(I) 茶通箱(o)

● 後炭手前

手前座

初掃き

水次は右手で持ちだす。

 ● 薄茶棚点前

干菓子 海老煎餅・みすず飴

菓子器 桐木地六瓢透かし四方盆

棚 更好棚

水指 御本

薄器 甲赤棗(常叟好み)

建水 槍の鞘

蓋置 駅鈴

茶碗 紫陽花絵

 炉と風炉の違いを確認しながらの点前になります。

全ての所作に理由があることを理解しましょう。

なぜ?と考えることが大切です。

 お隣さんが明日の誕生日祝いにと、練りきりのお菓子と花束を届けてくれました。

感謝です。

折角届けて頂いたお菓子の写真を撮り忘れました。(´;ω;`)

 


大学の稽古(2021.05.16)

2024-05-17 14:20:16 | 茶道

雨は上がりましたが、湿った風が強い一日です。

大学の茶道愛好会の稽古に行って来ました。

頼まれていた稽古道具一式(六人分)が京都から届きました。

茶花と大荷物を持って車で出かける。

 花 大紫露草・雪の下・下野・白山女郎花・小葉のズイナ

 花入 竹かご弦付き

床 「行雲流水」

 <雲も水も一か所に留まることなく、自在に場所や形を変え行く様子から、一所不在で諸国を行脚する禅の修行僧の在り方を言う。

禅の修行僧を「雲水」と称するのはこれに由来する。

無心で執着の無い無碍自在(むげじざい)な心境や生き方を言う。

最も有名な禅語の一つであるとともに、茶人の目指す境地でもあり、茶席でも季節を問わず良く見かける。

(茶席の禅語大辞典より)>

コツを掴んだそうです(笑)

●盆略点前

やっと通しで稽古が出来ました。

サウスポーですが頑張っています。

 稽古終わりにサプライズがあり、ビックリしました。

19日が私の81歳の誕生日だということを覚えていて、素敵なプレゼントを頂きました。

大感激です。嬉しいですね~

 ブリザードフラワーです。

回を重ねるごとに、先輩から後輩に引き継がれていくのが楽しみです。

優しく後輩を指導している先輩に感謝しています。


2024.05..11のお稽古(小習)

2024-05-11 16:17:35 | 茶道

 

 

花 小葉のズイナ・利休梅・大紫露草

花入 末広籠

 初風炉を迎えました。

先週のGWは、炉の道具を仕舞い風炉の道具を出しました。

風炉の胴炭が切れていたので慌てて注文するも、GW明けでなければ届かずギリギリ8日に届きました。

9日は大学の稽古のため、昨日胴炭と丸ギッチョを洗って間に合わせることが出来ました。

点検ミスです。

床 「日日是好日」(にちにち これ こうにち)

 ●初炭手前

眉風炉・腰霰筒釜(敬典作)・羽(島梟)

道具を下ろす。

釜を引いて炭をつぐ。

香合を拝見に出し、釜を掛ける。

寿朱香合

 ●濃茶運び点前

水指 萩

主菓子 練り切り(杜若)

湯を汲んで茶筅通し

茶筅通しをして茶碗を清めたら

茶巾は釜の蓋の上に移動します。

茶を入れた後に水指の蓋を開ける為です。

風炉では前水を入れて茶を練ります。

 ●薄茶運び点前

干菓子 ちんすこう・二人静

茶碗・薄器を置き合わせます。

茶碗 京焼花菖蒲絵

仕舞付けは中仕舞(膝前に)

 ●続き薄茶

拝見に出した道具が戻ったところ

茶入 瀬戸の肩付

茶杓 不見斎常叟(写し)銘青風

仕覆 荒磯緞子

薄器 常叟好みの甲赤棗(二引きで清める)

使われなかった花

 「稽古とは 一より習い十を知り 十より返る 元のその一」

今日は、基本の稽古です。

基本が一番難しいです。

 

 

 


大学のお稽古(2024.05.09)

2024-05-10 20:47:38 | 茶道

五月、初風炉を迎えました。

大学の稽古は、経験者が2名しか居ません。

ほとんどが割稽古です。一人一人に丁寧に向き合えないのが悩みです。

●風炉薄茶運び点前

道具の位置と居前をしっかり覚えます。

手首の力が抜けて茶筅が上手に振れるようになりました。

柄杓の扱いが炉とは違い難しくなります。

 置き柄杓(湯を汲んだ時)

 切り柄杓(お茶を点てる時)

 取り柄杓(水を汲むとき)

 引き柄杓(水を汲んだ後)

特に引き柄杓は繰り返しの練習で習得できます。

菓子 「かきつばた」

 ころも

 つつなれにし

 ましあれば

 るばるきぬる

 をしぞ思う

伊勢物語の東下りに出てくる和歌です。

カ・キ・ツ・バ・タを読み込んでいます。

こんなことも一緒に覚えて、道具組などに工夫をするのも楽しいです。

●鏡柄杓

基本の姿勢です。

点前の順序は、入門から奥伝まで変わらず、道具を清めてお茶を点て、仕舞付けるということです。

一心不乱に美味しいお茶を点てたいとの気持ちが伝わってきます。

置き柄杓

ン?どうしましたって感じ!

いつも完璧なのに珍しいです。

引き柄杓は、親指の先が柄杓の切り止めを通ります。

●盆略点前

茶室の電源が切れてしまって、コンセントが使えず、自宅から延長コードを持って行ったのですが足りなかったみたい。

直してほしいな!

 稽古道具を揃えたいというので、希望を取りまとめて注文します。

 入門小習の許状の申請も希望者のみ行うなど、稽古後も何かと忙しくなりました。

 


大学のお稽古(2024.04.25)

2024-04-25 22:14:09 | 茶道

花 紫蘭

花入 織部焼耳付

  ●薄茶棚点前

居前を正して呼吸を整えたら、茶碗・棗を膝前に取り込みます。

棗から順に清めます。

点前の順番は、完璧に覚えたようです。

早いです。


柏餅

菓子 柏餅、こしあんと粒あんを用意しました。

 ●棚点前 平棗にて

平棗の扱いは、なかなか優雅です。

今日は失敗だそうです。

仕舞付け。

置き合わせをしたら、終わり水(仕舞い水)を一杓釜に入れて湯返しをし、釜のふたをします。

柄杓を蓋置に引いて、水指の蓋を閉める。

「お棗・お茶杓の拝見を」

客付き(外炉縁を中心に)に回って拝見に出す。

竹蒔絵の平棗

茶杓 銘「清明」

 ●薄茶運び点前

居前・膝に置いた手もきれいです。

棗・茶杓・茶筅・茶碗を清めて釜の蓋を開けます。

先週よりきれいに点ちました。

今日は拝見に出す稽古まで進みます。

右手の人差し指を抜きましょう!

引いた建水と割付けた茶碗の位置も正しく置けています。

茶杓は居前から出します。

三人の点前の後は、新入部員二人が盆略点前。

三人の割り稽古は、先輩が指導します。

二人の入部希望者を迎えて見学してもらい、お茶とお菓子を差し上げます。

 今日で炉のお稽古は終わります。

掛軸の掛替えをしてくれました。

来月からは風炉になります。