呼続(よびつぎ)公園は名古屋市南区にあり、椿が1000本植裁されている椿の名所です。
梅がテーマの今回の「花の旅」ですが、椿の季節とも重なりますので、寄ることに致しました。
曽池と呼ばれる池を中心に、周囲に椿や桜が植えられた市民の憩いの場所です。
周囲を住宅街に囲まれた典型的な都市公園でした。
公園の東外れに椿の品種を集めたコーナーがありました。
時期がまだ早いのか、椿花は一部の木でしか見ることができませんでした。
次に尋ねたのは熱田神宮です。
名古屋には幾度も来ていますが熱田神宮に来たのは今回が初めてです。
予想以上の規模の神社に、ちょっと驚きました。
明治神宮ほどの規模ではないにしても、参道を覆う森が神社の歴史と風格を物語り、樹齢1000年以上という楠の巨木も見事なものです。
私が参拝しているときに、結婚式の最中と思われる新郎新婦が参道を本宮へ歩んでいました。
春めいてきた季節の結婚式は、静かに、厳かに目の前を通り過ぎて行きました。
熱田神宮には樹齢300年のヤブツバキがあるということだっだので探してみました。
「保存樹 ツバキ」の標識がある木を見付けましたが、どうも違うような気がします。
事前にしっかり調べてからでないと、ハズレが多くなります。
しかし、予定していなかった梅の花を見ることもできました。
「ならずの梅」と名付けられたこの梅は16世紀前半の亨禄古図にも描かれた奇木で、八重の花が咲くが、一度も実を付けたことがないので「ならずの梅」なのだそうです。
熱田神宮でお昼時を迎えていました。
そして「宮きしめん」の暖簾の茶屋から、鰹節のだし汁の良い香りが漂ってきましたので、思わず中へ。
これが宮きしめんです。
あっさりと上品なきしめんで、結構なお味でした。
※ 他の記事へは 愛知、三重 梅の花旅 index をご利用頂くと便利です。