目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

マロウの花びら染・梅酢の力

2019-06-20 | 趣味

先日染物講座に行ってから染物熱が再び上昇しています。

 

というのも講座の帰りに

 

山葡萄の搾りかすをもらってくるのでその後始末に追われ

 

ついでに染めてみたりしているうちに、

 

アイデアが湧き出してくるのです。

 

折しも近所のお宅に咲いているマロウの花が盛りを迎えています。

 

それを思い出し、また花びら染に挑戦してみたくなりました。

 

去年、花びらをたくさんもらって花びら染をしてみたのですが、

 

うまくいきませんでした。

 

その後夏を過ぎて、赤しそで染めた時に梅酢を使って色を定着させたので、

 

次の機会には梅酢で定着を狙ってみようと半年この季節のくるのを待っていました。

 

おととい、桑の実をもらった時についでに花びらもむしってきたけれど、

 

花をむしり取るって何と無く心苦しいですよね?

 

 

 

そうはいっても染物もしてみたい。

 

人間って勝手ですわね。

 

染めたみたら、梅酢で絞って出した色はとても素敵な紫色でした。

 

こんなにいい色が出るなら咲いている花びら全部欲しいくらいです。

 

 

幸いマロウの花は蕾がたくさんついて次から次に花の咲くタイプなので

 

咲いているの全部とっても二日ほどすればまた花盛りに戻るでしょう。

 

その点は少し安心します。

 

これがハナショウブとかだったらね、気の毒で染物なんぞに使えませんわ。

 

写真は摘んできた翌日のマロウお花。

ちょっとしおれてます。

 

それを梅酢で揉み出して、原液につけたら胸が熱くなるような美しい紫色になりました。

 

もちろんそのまま定着するわけではないけれど、

濡れた時の濃い色は本当に花びらそのものの色です。

 

普通は最後に水洗いしてから乾燥ですが、できるだけ濃い色を残したくて

 

染め液のついたまま干し、乾いてから水洗いという独自の方法にしてみましたの。

 

水洗いするとやっぱり色落ちして少し薄い紫色になりました。

 

でも薄くても美しい青紫が残っています。

 

夕方の写真で暗めだけどペーズリーのハンカチが綺麗に染まりました。

 

美しいすみれ色です。

 

この色はスカーフに出してみたいな。

 

色目は素材によっても違うのでその違いを知るのも楽しみなのです。

 

ちょうど桐生市の絹工房がオリジナルで出している白いスカーフが届いたところなので、

ぜひこの中の一枚をマロウで染めてみたいものです。

 

花を取りに行かなくちゃ。

 

 

 

 

それにしても梅酢の力はすごいでしょ。

 

今年も梅干をつけて梅酢を採取しないとね。

 

素敵な新しい色と出会ったことが熱の上がるきっかけです。

 

マロウの花びら色をぜひスカーフに移したいので明日にもお花をもらいにいきましょう。

 

 

コメント
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