目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

命拾いした毛虫の写真

2019-06-29 | 日記

昼過ぎから雨が降り出しましたが、

 

それも三時過ぎには止んだのでその間にグーズベリーの収穫に行きました。

 

今夜から大雨が降るそうです。

 

ベリーはいい色に色づいて大雨に当たったら落ちてしまうかもしれません。

 

しっかりした実だから落ちても大丈夫だけれど

 

雨が上がったので採って来ました。

 

途中で五センチほどの立派な毛虫が木にしがみついているのを見つけ、

 

捕獲しました。

 

 

最近なかなか姿を見ない立派な毛虫です。

 

背中に赤い星が並んでいてボディをくねらせるたびに

 

星の色が光って見えます。

 

毛も長くどんな綺麗な蝶になるのか先が楽しみな毛虫です。

 

一応家人に報告。

 

捕獲した毛虫を見ると案の定その美しさに驚嘆の声をあげました。

 

その後この虫は元の枝に返すように、と言われました。

 

近頃こんな立派な毛虫は見かけなくなって久しい。

 

せっかく生まれたからには美しい蝶々になるまで

 

生かしてあげな、というのです。

 

昆虫は得てしてその植物しか食べられないという特性を持っているから

 

この毛虫が食べるものがわからない限り元の場所に戻してくれたまえ、と言いました。

 

そか、戻すのか。

 

長年一緒に暮らしてこの人の性格もよくわかっているから

 

そこで反対しても時間の無駄と思うと

 

黙って従うのが一番の得策でしょう。

 

家人のいうことにも一理あると思った私は

 

毛虫を持ってグーズベリーの木まで行くと捕獲した容器から元いた場所に返してあげました。

 

この毛虫は命拾いをしましたね。

 

もっとも捕まえても殺すわけではなかったのですが、

 

新たに離された場所で食べるものが見つけられるか心配したのです。

 

このように家人は今まで幾度も小さな命を救って来ました。

 

これがいいことなのかどうか?

 

それは誰にもわかりませんが、世の中にはこういう人もいるということを

 

今日は発信しているわけです。

 

毛虫は目の部分の彩色がとても愛らしい表情に見えます。

 

むかし赤塚不二夫の漫画にケムンパスっていうのがあったのを思い出しました。

 

似ています、ケムンパス。

 

それにしても蒸し暑い夜ですね。

 

コメント
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