ちごゆり嘉子の部屋

お花っていいなあ~おもに山野草の紹介します。
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木下 覚先生がナベワリの新種!

2012-08-23 06:21:42 | その他

             

徳島で見つかっていた、 ナベワリの新種が、認められました
木下先生が調査研究されていた植物なので、問い合わせていた所案内があったそうです。昨日の朝日新聞に掲載されていました。



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いつも木下先生には、お世話になっていて、県内の山野草の事では、分らない事がないほど、詳しい方です。
先生は、徳島県植物研究会の会長をされておられます。

昨年南部の山に、先生の植物調査に同行させていただきましたが、その折にも親切でして、ちごゆりの・・つまらない質問にも、いちいち真剣に答えてくださり、恐縮でした。

ナベワリは、見つけても、ほとんど素通りでした。撮ることが無かったのは、お花に気がつかない、小さくて地味上から見るだけでは、よく見えなくて、分らなかったんです。
 アマドコロなどに似ていて、同じものかなんて勘違いしておったかも?と、思います(苦笑)

ナべワリ(舐め割り)は、ヒャクブ科、ナベワリ属だそうです。

          下の写真は ナベワリです。参考の為に友人からお借りしました
               

                この画像は「阿波の山野草」より。管理人中野さま撮影のナベワリです。
 

 
今回の新種の事は、四国のほかの県でも見られているらしく、先生が調べていて門田氏に鑑定を依頼していたところ今回・・ ナベワリの6番目の新種と認められたそうです。

世界共通の名前の中に、キノシタと名前が入れられています。 クローミア・キノシタヘ・カドタです。

木下先生は鳴門市 阿讃の山向こうの、北灘町在住のお方です。 ちごゆりも町は違いますが、鳴門市なので、なんだか誇らしく喜ばしいニュースでした!

追加: 植物研究雑誌からの、抜粋ですが・・・四国からナベワリ属(ビャクブ科)の1新種,シコクナベワリCroomia kinoshitae Kadota を記載した.シコクナベワリはナベワリC. heterosepala (Baker) Okuyama から,①花被片がほぼ同形・同大で,先端は微突端となること,②花糸が黄緑色で細長く,わずかに湾曲し,③葉の縁に不規則な細かい鋸歯があることで区別できる.シコクナベワリはナベワリ属の6番目の種で,四国の固有種である.四国ではシコクナベワリはナベワリと同じような環境に生えるが,これまでに知られている限りでは,両種が同所的に生育することはない.ナベワリ属の既知の6種について検索表を本文中に示した.

(国立科学博物館植物研究部)
 

 先生おめでとうございます。

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 応援ありがとうございました。

コメント (14)