徒然スキーヤー日記

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2020シーズンモデルのスキー板,試乗レポート…ROSSIGNOL編その2

2019-06-06 01:38:45 | スキー板試乗
どうやら.
月山は今週末も,板を履いてリフトに
乗り降りできそうな感じですね…!
6月2週でもリフト乗り場・降り場に
滑りこめるってのは.
やっぱり,平年よりはちょっと雪が
多めなのかな…

でも.
今週末.
土曜は雨っぽいです(涙)
うーん.
日曜の朝には雨は止みそうなんですが…

まぁ,雨の方が混まないし,板も滑るから
いいかな!←いつもの強引なポジティブシンキング

ってな感じで.
本日も2020シーズンモデルの
スキー板の試乗レポート.
今日は,ロシニョール編です.
では,どうぞ~!

○ROSSIGNOL DEMO ALPHA TI Limited R22 166cm









基礎小回り

今シーズンから,DEMO αは3種類に増えて.
一番強いR22プレートが入ったTi LTD,
プレート無しのKONECTビンディングが着いたTi,
Tiのセンター幅を広げたTi Plusが
あるわけですが.
これは一番アグレッシブな,
R22プレートが付いたTi LTDになります.


…とりあえず.
この板のピンク色という色合い.
好き嫌いがはっきり分かれそうですね…

今回,この板は朝早めの,
比較的締まった斜面で試乗できたのですが.
固めの斜面では,かなりエッジグリップが
しっかりした感じです.
しっかりエッジグリップして,
小回り板っぽい旋回半径でカービングで
ぐっと回っていきます.

ただ,雪が柔らかくなってくると,
フレックスが結構強いので,
板がたわまなくなってきます…
春の,足元が崩れていくような雪では
小さい半径のカービングに入れるのは
フレックスの強さから難しい感じ.
意識的にズラしていき,コントロール
する必要があります.
ズラシの時は,意識して迎え角を
作っていかないと,
板が旋回を始めない感じ.
OGASAKAやHEADの板のように,
ズラシた時にもトップ側に強めに
抵抗が働いて,ずらした中でも板が
自然に旋回していく方が,
私にとっては楽に感じるかな…
でも,ここは好き好きかもしれません.

しかし.
やっぱりこの板の本領を発揮するのは硬い雪.
硬い雪であれば,左右のエッジを入れ替えるだけに
近い簡単さで,強いエッジグリップで深い
小回りに入っていけます.
板のばね感の返りで反復横飛びのように
左右に切り替わるのではなく,
しっかり板がグリップして,たわみに乗って
円く深く回っていき,反対側に板が抜けていく…
という,シュンシュンシュンと気持ちよく
板が回っていく,快感度の高い小回りができます.

硬い斜面でカービングに入っている時は,
加える圧で旋回半径をコントロールできるので,
コントロール性はいい感じ.
硬い斜面のハイスピードでは,かなり気持ちよく
中回りから小回りまで,自由にカービングの
半径をコントロールして深く回っていけるという,
快楽を感じられるカービングマシンです.

春雪や荒れた雪でも楽しめる,完全な万能板
ではないけど.
比較的しまった斜面をハイスピードで
滑っていくには,気持ちよく回っていく
快感度の高い板だと思いました.
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