新球場のコンコースを歩いていたら
めんぱぱから電話…
「カープ勝とる…?」
「負けとるよ…」
「何対何…」
「2対0」
「ま~ちゃん来とる…」
「いまマウンドで投げようる…」
「それは…まーくんじゃろう…
まーちゃん…まーちゃん…」
どいつもこいつも
まーちゃん…まーちゃん…言うてうるさいの…
「あれは…遅れるらしいわ…
何か知らんが、通夜が入ったらしいでェ…」
「そうなん…それはええが大雨が降るでェ…
バケツひっくり返したような…気をつけんさいよ…」
思わず夕刻の空とスコアボードを見る。
空は雨が降りそうもない…
スコアボードは…5回まであと1イニング…
(これはコールド…明後日再試合か…)と内心ニヤリ…
すぐに電話を切り…悪友のもとへ…
「めんぱぱが電話してきて…バケツひっくり返した
雨が降るいうてよったよ…」
悪友は…
「フ~ン…わしには そがいな電話してこんで…」
「でも…さっきしてきたワ…」
「どうせお前が言うのは…あてにならん…
この雲でホンマに降るんかァ…」
「いや…ワシじゃなしに…めんぱぱが言うたんじゃけん…」
「まあ…聞かんかったことにするわ…
それよりも…野球見んさい…」
お~い…めんぱぱ…
どうしてくれるんや・・・
雨…
バケツどころか…
しずくも落ちんかったじゃない…
また…ワシ…
ウソつきになったでェ…
追伸:まーちゃん…どこにおるん言うて
聞いたら…得点板はないで…
あれはスコアボード…言うんで…
確かに日本語では得点板じゃがね…
それに何でナイターじゃ言うのに
昭和40年代に流行った、グラビアアイドルが
海辺で被る帽子つけとったん…
あれは…思わず…見つけたけど
よう声掛けんかったわ…
それと…いけシャシャと…券もないのに
色々な席入らんといてくれる…
係りの女の子困惑しとったでェ…
「何でいちいち券がいるん…うち席に置いてきたわ…」
まあ…まあちゃんらしいがね…
めんぱぱから電話…
「カープ勝とる…?」
「負けとるよ…」
「何対何…」
「2対0」
「ま~ちゃん来とる…」
「いまマウンドで投げようる…」
「それは…まーくんじゃろう…
まーちゃん…まーちゃん…」
どいつもこいつも
まーちゃん…まーちゃん…言うてうるさいの…
「あれは…遅れるらしいわ…
何か知らんが、通夜が入ったらしいでェ…」
「そうなん…それはええが大雨が降るでェ…
バケツひっくり返したような…気をつけんさいよ…」
思わず夕刻の空とスコアボードを見る。
空は雨が降りそうもない…
スコアボードは…5回まであと1イニング…
(これはコールド…明後日再試合か…)と内心ニヤリ…
すぐに電話を切り…悪友のもとへ…
「めんぱぱが電話してきて…バケツひっくり返した
雨が降るいうてよったよ…」
悪友は…
「フ~ン…わしには そがいな電話してこんで…」
「でも…さっきしてきたワ…」
「どうせお前が言うのは…あてにならん…
この雲でホンマに降るんかァ…」
「いや…ワシじゃなしに…めんぱぱが言うたんじゃけん…」
「まあ…聞かんかったことにするわ…
それよりも…野球見んさい…」
お~い…めんぱぱ…
どうしてくれるんや・・・
雨…
バケツどころか…
しずくも落ちんかったじゃない…
また…ワシ…
ウソつきになったでェ…
追伸:まーちゃん…どこにおるん言うて
聞いたら…得点板はないで…
あれはスコアボード…言うんで…
確かに日本語では得点板じゃがね…
それに何でナイターじゃ言うのに
昭和40年代に流行った、グラビアアイドルが
海辺で被る帽子つけとったん…
あれは…思わず…見つけたけど
よう声掛けんかったわ…
それと…いけシャシャと…券もないのに
色々な席入らんといてくれる…
係りの女の子困惑しとったでェ…
「何でいちいち券がいるん…うち席に置いてきたわ…」
まあ…まあちゃんらしいがね…