いまでは死語になりつつありますが、老舗と呼ばれる企業は・・・それなりの伝統を受け継ぎ、業界の中でも一目置かれ、またリーダーシップも発揮し、連綿と事業継続を行う責務があると思います。
時代の流れは確かに早く、後塵をなす企業の参入や、同業各社の追い上げで苦戦を強いられるかもしれませんが、そこは老舗企業・・・軍艦のような重みを備え、来るべ時代に迎い戦略を立てて、安易なことに走らない・・・
それだからこそ・・・暖簾の継承の難しさや葛藤があるのだと思います。
最近は・・・安易な戦略で、自ら墓穴を掘り、事業継承がままならないところも見受けます。
確かに時代に即した企業経営は重要です。
しかし・・・言葉足らずで誤解を受けてしまうと、その瞬間は良いかもしれませんが、時間の経過を得たとき・・・知らず知らずに負の遺産も舞い込みます。
弊社も気がつくと、社歴は46年を経過しました。
歴代の関係者が築いた伝統を継承しながらも、自分自身の足元を見つめ、企業経営を行う覚悟でございます。