宮崎へは、生まれて初めて行った。
昨年までなら、西飛行場から直行便があり
約1時間20分で到着できたが、今は廃止になったため
新幹線で博多まで行き、そこから地下鉄に乗り換え
福岡空港経由で行くのが、最短時間でいける。
(待ち時間含め、約3時間)
福岡から宮崎の飛行機便(約40分)は、この時期・・・ほぼ満席であった。
飛行機嫌いの人には、陸路(高速)や大分からフェリーという手段もあるが
これは正直・・・時間がかかりすぎる。
宮崎に降り立ってすぐに思ったのは・・・暖かい・・・である。
さすが南国宮崎と呼ばれる由縁と納得。
バイパスなどの道路も整備されており、
宮崎市内から日南市までの約45キロも、渋滞もなくスンナリと行ける。
交通量が広島と比較し、少ないのに
道路網の整備が行き届いた現状を見たとき
今は亡き、自民党道路族のドンで宮崎の帝王と呼ばれた江藤隆美氏を思い出した。
(江藤氏は・・・弊社が以前加盟していた、全国軽霊柩協会の顧問で
大きな尽力をされたと、当時の理事長から聞かされた)
宮崎はこの時期・・・プロスポーツチームが大挙する場所である。
NPBは・・・広島・巨人・西武・ソフトバンク・ヤクルト(2軍)
韓国プロ野球は・・・KIAタイガース・斗山ベアーズ
Jリーグは・・・サンフレ広島・ベガルタ仙台・ザスパ草津・大宮アルディージャ・川崎フロンターレ・ヴァンフォーレ甲府・カターレ富山・ガンバ大阪・モンテディオ山形・鹿島アントラーズ・浦和レッズ・東京ヴェルディ・横浜Fマリノス・FC岐阜・セレッセ大阪・徳島ヴォルテス・アビスパ福岡・横浜FC・栃木FC・FC東京
サッカーは・・・数チームが新燃岳の噴火の影響で、回避したらしいが
大半のチームは予定通り行っている。
鳥インフルエンザと火山灰の影響であるが、
市内の飲食店では、鳥に関する多少の影響はあるのかもしれないが
私が直接見た印象では、飲食店も顧客も、過敏な反応は一切していない。
地鶏料理が、どのテーブルにも出てくるし、陳列に何事もなかったように並んでいた。
しかし・・・火山灰の影響は深刻で、特に宮崎のなかで一番深刻な被害が起こっている
高原町や都城では、これから大雨や梅雨時期・・・どうなるか?という心配がされている。
現地の人が言われた・・・「火山灰を取り除いたあと、少ない量の雨が降れば、道路や建物、街路樹も綺麗になるのですが・・・都城にはちょっとの雨でも心配です。土石流は本当に恐ろしいですから・・・」
晴れ渡った南国宮崎は、太平洋の荒波と大きな自然に囲まれた絶景なところである。
その自然も、裏返せば・・・人間の力では、どうすることも出来ない恐怖感を与える。
今回の宮崎を襲った出来事・・・
もう・・・安寧なれ・・・と、願っている。