首脳陣の指示が悪いのか、
選手に覇気がないのか、内部のことまでわからないが、やるせなさが充満する毎日である。
3位に躍り出たヤクルトは故障者が続出するなか、変わらぬ自然体の野球を繰り広げ、出場機会を得た控え選手が日替わりで活躍している。
最近よく耳にする…経験の差と言う言葉。
広島県がキャッチフレーズにした
「おしい広島」ではなかろうが、毎年…おしい戦いに終始するようでは困ったものである。
さて、その経験…今更であるが辞書をめくると
①直接ふれたり、見たり、実際にやってみたりすること。また、そのようにして得た知識や技術。
②実験
③「哲」…理念・思考・想像・記憶でよってではなく、感覚や知覚によって直接に与えられる物事。
などと記述されている。
さてカープの現状…今年の残り試合は16試合である。
今年の春キャンプから、優勝を目指し首脳陣や選手は頑張ってきたハズ。
その過程で、優勝するためにはどうすればいいのかを、多くの練習や試合で経験してきたのではなかろうか?
もしここで脱落するようでは、それらの経験がまったく生かされていなかったことになる。
ここ最近見られる積極打法…
つながりを欠き、アウトカウントを積み重ねれば淡白に見える。ミスショットしない練習を積み重ねる経験が不足していたのか?
昨日の最終回…梵はストレートにヤマを張ったのか、初球の甘く入ったスライダーを見逃した。(勝負はあそこで決まった)
さて…ここまで来ると、過去に行ってきた積み重ねしか結果として出すことはできない。
ならば…アタフタすることはあるまい。
カープナインには平常心で、残り試合を戦ってほしいものである。