昨日…広島ロイヤルライオンズクラブ有志10名が集まり、多くの方からご協賛いただいた商品の値段付けを行いました。
これは正直…大変でした。
色々な商品に値段を付ける…
当然…営利目的ではないのですが、このバザーの収益が…あの気仙沼の復興に多少なりとも役立つのですから、昨日集まったメンバー…本当に試行錯誤しながら金額を決めていました。
しかし…集まった商品を見て思ったのですが、本当にライオンズクラブの友情って篤いんだな…と思いました。
私たちのクラブが主催で行うんですが、他のライオンズクラブ会員(広島ライオンズクラブ・広島中央ライオンズクラブ・広島ワイズライオンズクラブ)の方からもたくさんの商品提供をいただきました。この場を借りまして本当に厚く御礼申し上げます。
思えば…昨年度の我がクラブ会長が、あの震災以降…自分のことのように心を痛め、限りある可能性を懸命に探ったのが、この気仙沼市にある…あしのめ学園でした。
この復興事業を立ち上げるのは、簡単なものでは決してありませんでした。
「ライオンズクラブは地元への奉仕を行うんじゃないのか?」
そのような意見にも負けず、昨年度の会長は自分の思いを明確にしてきたものです。
私は彼の一生懸命な姿に、(もしワシが会長じゃったら、途中で投げ出すよな…)と内心思っいながら、彼の話に耳を傾けていました。
昨年の6月…彼を含め4名で、始めて気仙沼市を慰問しました。
当初は観光気分が多少あったのですが、あの被災地を目にした瞬間…
本当に言葉を失いました。
あの光景…私は死ぬまで忘れません。
とこどころで目にした
がんばろう…日本
がんばろう…気仙沼という言葉の数々。
しかし気仙沼の人を見て正直に思ったのは…がんばらなくていい。皆さんがんばっているじゃない。だから俺らが、がんばっていくから、もう被災地の人は無理してがんばらなくていい。という気持ちになったのです。
昨年度の我がクラブの会長…私がこのブログで、いつも悪友と表現している男です。
彼は、この復興事業を行う前に…秘かにあしのめ学園に連絡を入れ、「いま園児の皆さんが一番困っていることは何ですか?」と尋ね、「粘土ケースがなくて困っているんです」と言われ、広島市内の文具店を回りポケットマネーから全園児の粘土ケースを送っていました。
この話を現地で聞かされたとき、(よ~し…この男の全ては気に要らんが、この凄い行為は絶対に生かしてやろう。この会長のために気仙沼のあしのめ学園復興のために、がんばっていこう)と心に決めたものです。
昨年のバザーの成功や11月に2回目の慰問をしたのも、全ては悪友会長の人徳にメンバーが賛同してくれたからだと思います。
今年の7月に、あしのめ学園の副理事長・教務主任の熊谷夫妻が来広され、現在の気仙沼市の状況や、その後の被災地の抱える問題などをお話いただきました。
昨年の震災から縁ができたのですが、最初はお互いに、海の者やら山の者やらわからない状態からスタートし、当初は不安だらけでしたが、今では互いに信頼関係を築くことができたのも、悪友会長の尽力の賜物だと思います。
今年もあと3日後に…チャリティバザーを開催します。
広島ロイヤルライオンズクラブメンバー一同…精一杯、気仙沼市のため、あしのめ学園のため頑張ってまいりますので、是非多くの皆様にご来場いただき、盛り上げてやってください。宜しくお願い申し上げます。
東日本復興チャリティバザー…
がんばる日本・・・負げね~ぞ気仙沼・・・
日時:9月23日(日)AM10時からPM4時まで
(品切れの際は予定時間より早めに終了する場合もあります)
場所:国前寺(広島市東区山根町32-1)
尚…駐車場の用意はございません。