桃ちゃんとの日に2回のふれあい(傷口洗浄&薬塗布)ですが、全力で拒否されました。
その暴れぶりたるや、まるで捕獲大作戦です。
バスタオルで捕まえようとするやいなや、猛ダッシュで安全地帯へ駆け込み、
そこもだめだと思うと、テーブルの下をくぐり抜けて、寝室へ。
ベッドを瞬く間に飛び越えるや、台所に駆け込みます。
しまった、行き止まりか、と慌てふためいたその瞬間、
「コォーーーーー!!」と威嚇したのです。
それは、「シャーッ!」よりも上級の威嚇だということは、もう、聞けばわかります。
怖いです。すごく、怖いです。
「コォーーーーー!!」に比べたら、「シャーッ!」などというものは、
挨拶がわりにすぎないのだと、夫婦そろって悟ったのでした。
こんなに拒否されるとは思ってもいなかった私たちは、
これを日に2回もするのかと思うと、気が遠くなったのでした。
さて、今日もふれあい(捕獲大作戦)をするかね、と重い腰を上げたのですが、
今日はあっさり捕まって、おとなしく処置を受けています。
終わっても動こうとしないので、少しでもリラックスしてもらおうと、
主人は身体を、私はお顔をなでてみました。
すると、ゴロゴロとのどを鳴らしている(耳を疑いましたが)ではないですか!
おまけに気持ち良さそうに目を細めています。
桃ちゃん、まさかの!ゴロゴロです。
普段、頻繁に耳の後ろをエアー掻きしているので、耳の後ろを掻いてやり、
猫ちゃんの気持ち良い定番、顎の下まで撫でてしまいました。
夫婦そろって感動しきりです。
主人は「桃ちゃんが生きている内は、撫でられないのかと思っていたよ。」と、
感慨深げに言いつつ、仕事に出かけました(桃ちゃん撫でにかまけて遅刻気味)。
しかし、これで「シャーッ!」が治まったわけではありません。
挨拶がわりですもの、仕方ないですね。