家ねこももごんの日々

2011年7月3日、茶トラの桃助(4才)を拾い、
2014年2月、たぶんアメショーの権太(老猫)も家族になりました。

人見知り桃ちゃん。

2011年07月30日 | 日記


桃ちゃんは言うまでもなく、人見知りです。

怪我をした経緯は知る由もありませんが、

たぶん、その時の恐怖の記憶が癒えず、常に他者に対して恐れを抱いてしまうのでしょう。

可哀想なことです。


私たち極悪人にまさかのゴロゴロ&腹見せをした桃ちゃんですが、

それは桃ちゃんが欲求(食欲、マッサージ欲)に抗えない時限定です。

欲求が満たされると、いつもの桃ちゃん(警戒心の固まり)に戻るのが常です。


そんな桃ちゃんにとって嫌なこと、来客(私の友人)が本日はありました。

いつもなら寝床にこもりきりになるのですが、今日は30分後には、私の足下まで出て来ました。

もちろん、友人が立ったりすると、すぐに寝床へと引き返します。

「彼女はいい人だから、心配しなくていいよ。」と、説得したのは言うまでもないのですが、

それにしても、自ら出てくるということは、大変希有なことだと言わざるを得ません。


平穏な日々が続くことによって、こうした小さな変化が生まれるのでしょうか。

少しずつ、恐怖心が薄らいでいき、怪我をしたことも忘れるくらいになるのでしょうか。

桃ちゃんの怪我と共に心も癒される日が来ることを願うばかりです。

そんな桃ちゃんを見ていると、人間の心も同じだな、と思うのです。

傷ついた時の心の反応や癒しに向かうために必要なこと。

桃ちゃんには、学ぶことが多いですね。


いっそ桃ちゃんを先生と呼ぶのもいいかもしれません。

いや、先生と呼ぶと叱りづらくなるので、やめておきましょうか。

いや、しかし、怪我が治ったら叱ることもなくなるので、

その頃には、先生と呼んでもいいかもしれません。