橋下知事が今日テレビで話していたのを聞きました。大阪府が避難してこられた東日本の被災者のために用意している慰労金や様々な対応をメディアが知らせてくれない。政治は対策を講じるが発信までは手が回らないのでメディアの役割であると。
今回の震災では様々な場面でメディアの役割が問われていたり、役割を担っていない現実を指摘されている事が多いです。しかしきっとあまりにも想像を超えた事態であったのと同じでメディアの責任や役割もこれまでのやり方ではとても追いつかないほどの現実もあるのだと感じます。その前にそういう情報にメディアの関心が無いということもありますが。だからこそ本当に貢献できる情報ボランティアの人材や暮らしに密着した生活人の情報受発信力が重要になっています。
災害時には情報ボランティア、平時には地域振興に貢献する情報受発信、ICTを使える人材の必要性もはっきりしてきました。それにしても今日の橋下さんの話は情報だけではなく関西の広域連合が担当性で東日本にマンツーマンのように各県にサポートする方式やリーダーシップをとれる環境の作り方などひとつひとつ実践されている姿勢は明確で責任ある決断力を感じました。ちなみにいいところでいきなり「時間がない」とコーナーを終えたテレビ局とそれを聞いて苦笑いしていた橋下さんが非常に対照的に見えました。