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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

「地方色という画一化」を超える。

 有楽町のむらからまちから館に寄ってみた。こことは随分前からご縁があってかなり昔からよく知っている。全国商工会連合会のアンテナショップで元はアンテナショップというよりこの場所は情報発信拠点のようになっていた。

 15年も前のことです。そのころはホームページで情報発信しようという時代で熊本県山江村に拠点を置いていたので何度も様子を見にきていました。本当に情報発信になる場所かどうか?結論は×でした。全国の市町村の観光ビデオを大画面で流していましたがビデオが型通りの作りで東京の人に関心がもてないものでした。集まった人はみんな新聞や雑誌を読んでいて画面は無視でした。

 そこで提案したのが全国の魅力的な情報発信番組です。ズームイン!!朝!ならぬ「じゅうみん!!朝!」を全国の市町村で創ってホームページでも民放や衛星放送でも流そうというものでした。結局モデルをつくってほしいといわれ山江村で一年かけて村民ドラマを作り全国の話題となり熊本では民放のゴールデンタイムで放送というプロデュースまでしました。が、担当者が変わって話はそのまま流れてしまいました。

 さて、久しぶりに行ってみて結構賑わっていました。カレーだけでも具の特徴で全国の比較ができます。麺もそば、うどん、ラーメンと色々とあります。いわゆるB級グルメ的には話題はいっぱいです。しかし逆に全体を見渡すとやはり「地方色、地域性という画一化」が進んでいます。この先が大事です。ここまではやはり大量生産、大量販売の論理に乗ってデザイン化もされ商品が作られています。次の手作り商品化がきっと地域にとっては勝負でしょう。10数年前山江村で創った手作りドラマの味です。その企画、その事業は今年は住民ディレクターネットワークから次々と産み出していきますよ。


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コメント一覧

おがわあきこ
そのとおりですね!住民ディレクターの試み、それから住民ドラマ、いまだにとっても先端的な試みだと思います。「地方」の画一化、確かに気になりますね。
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