人体内の火星は、
臍の少し上、膵腺内にあります。火星はそこで、生理的な働きと、感情的な働きをする。生理的には、インシュリンを分泌して、肝臓の中に蓄えられたグリコーゲンを引き出して糖になし、糖を燃やして全身の細胞の新陳代謝を行い、栄養吸収を司る。
インシュリンの分泌が過多になると、感情が高ぶって、情緒ばかりで物事を決定するようになる。だから理性はくらんで、感情が王座につく。信仰に熱狂する妻君が、旦那を棄てて教団に入る如きはその一例である。
つまり膵腺の活動が、火星の刺激によって、過度の興奮をすると、感情独裁者となる。そういう人の間に霊媒者が現れる。霊媒は只感情的にアストラル界(死者の世界)と交通ができるようになるが、それは低い幽界で神の世界ではない。
然るに、自分の感情を以て、高い真理、又は神意であるかの如く言い出したら、人が何といっても承知せず、女にも似合わなぬ豪気な事を言い張り、大きな声を出して始末に負えなくなる。
しかし、それでも普通一般の人々と違って、ほのかに天の希望に引き付けられる。もう一つの欠点は、霊媒は大抵は体を弱くするか、不治の病ですたれるか、最悪の場合は発狂するかである。
一体、膵腺のエネルギーは、胸腺(太陽)の奉納すべきもの、また全身に平等配分をすべきものなのに、そこに蓄えすぎるから、感情が興奮し、わがままになるのである。
臍の少し上、膵腺内にあります。火星はそこで、生理的な働きと、感情的な働きをする。生理的には、インシュリンを分泌して、肝臓の中に蓄えられたグリコーゲンを引き出して糖になし、糖を燃やして全身の細胞の新陳代謝を行い、栄養吸収を司る。
インシュリンの分泌が過多になると、感情が高ぶって、情緒ばかりで物事を決定するようになる。だから理性はくらんで、感情が王座につく。信仰に熱狂する妻君が、旦那を棄てて教団に入る如きはその一例である。
つまり膵腺の活動が、火星の刺激によって、過度の興奮をすると、感情独裁者となる。そういう人の間に霊媒者が現れる。霊媒は只感情的にアストラル界(死者の世界)と交通ができるようになるが、それは低い幽界で神の世界ではない。
然るに、自分の感情を以て、高い真理、又は神意であるかの如く言い出したら、人が何といっても承知せず、女にも似合わなぬ豪気な事を言い張り、大きな声を出して始末に負えなくなる。
しかし、それでも普通一般の人々と違って、ほのかに天の希望に引き付けられる。もう一つの欠点は、霊媒は大抵は体を弱くするか、不治の病ですたれるか、最悪の場合は発狂するかである。
一体、膵腺のエネルギーは、胸腺(太陽)の奉納すべきもの、また全身に平等配分をすべきものなのに、そこに蓄えすぎるから、感情が興奮し、わがままになるのである。