文大統領真っ青! 前検事総長が「次期大統領」世論調査でいきなりトップ 歴代と同じく悲惨な末路辿るのか (1/2ページ)“迷走”する韓国・文政権
- <iframe frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>尹・前検事総長(聯合=共同)
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、顔面蒼白(そうはく)になっているのではないか。「次期大統領にふさわしい人物」を問う世論調査で、文政権と対立して抗議の辞任をした尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が、いきなりトップに躍り出たのだ。次の大統領選は来年3月。韓国の歴代大統領の多くは悲惨な末路をたどっただけに、今後の展開が注目される。
世論調査会社「リアルメーター」が8日発表した調査結果によると、尹氏が約28%で1位。韓国北部・京畿道(キョンギド)の知事で、与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏が約22%で追い、同党代表を辞任した知日派の李洛淵(イ・ナギョン)前首相は約14%で続いた。
尹氏は、文政権に検察の捜査権を事実上奪われたことに抗議し、4日に電撃辞任したばかり。今後政界入りするかは不明だが、「どんな位置にいても、自由民主主義と国民を守るため全力を尽くす」と発言している。
文政権と対立する保守層や、経済政策などに不満を持つ中道・浮動層の支持も得つつあるようだ。
左派陣営では、韓国紙の東京特派員も経験し、日本語が堪能な李洛淵氏が一時、40%超の支持を集めたが、最近は過激な言動から「韓国のトランプ」とも称される李在明氏に逆転されている。
韓国の歴代大統領は、「保守」政権と「左派」政権が交代するたびに、前政権が全否定され、悲惨な末路をたどっている。
今後の大統領選はどうなりそうか。
朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「尹氏は、文氏の荒っぽい検察改革に嫌気が差した庶民の支持を受けている。今回の結果に、韓国大統領府(青瓦台)もかなり警戒しているようだ。今後は、左派陣営の一本化がポイントだ。尹氏が大統領になれば、文氏は万事休すだ。在任中の不祥事などを徹底捜査され、『政治報復』を受けるだろう」と語っている。
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