おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

今日の本は、正しいパンツのたたみ方

2019-02-19 20:41:18 | 読書
今日の本は、ジュニア向けの本で「正しいパンツのたたみ方」です。

読んで腹を抱えて笑いました。
パンツ一枚でもものすごい数のたたみ方、いやこだわりがあるんですね〜。(^◇^;)
もうびっくりです。
当然男のトランクスと女子のパンツではまたまた違っていて、
両方のたたみ方を数えると天文学的数になるようです(大げさとは違います(^_^))
で、どれが正しいたたみ方かというと、スタンダードはないようです。
それぞれのたたみ方はその人の趣味というか、利き手とかクセでそうなっているみたいです。
人それぞれ個性があるとか個性を大事にしようとか言っている割に、
こんな身近なことでも違いがあるということがわかってびっくりです。
また、自分のパンツのたたみ方が絶対であり、正しいやり方だと言って
人(夫)に押し付けるのは女性(妻)だそうです。
夫に家事の手伝いをさせたら何度言っても全然できない不器用なやつとか言われ、
だから家事を手伝うのは嫌だと言って泣いている男が巷に溢れているそうです。
もう一度言うけど、スタンダードいうものはないんだから、それぞれのやり方でいいし、
それを受け入れる器量の大きさを妻という人に持ってほしいものです。
強く希望します。(^。^)




昨夜の読書は、「まあ、空気でも吸って」

2019-02-19 09:59:55 | 読書
昨夜の本は、車いすで+人口呼吸器つけて、一人暮らししている女性の本。

病気は徐々に進行しているのに、ものすごーくネアカな方。
気になったキーワードは下記。
・「自分が動けば、周りが変わる」「人とつながれば、社会が変わる」
・ネルソン・マンデラは何もせず、何も言わず、不正に立ち向かわず、抑圧に抵抗せず、それで自分たちにとって良い社会、良い暮らしを求めることは不可能です」と言った。
・「障害者が電車に乗りたいと言った時、もし駅員に拒否されても今の段階では、それを差別だと定義している法律はなければ、そんな差別をしてはいけないと言っている法律もない。だから、裁判しても勝てない。まだ、日本の障害者には人権というものが与えられてない。みんな、それを自覚しないといけない」と障害者自身が語った覚悟の言葉。
・尊厳死に対して、「尊厳ある死の前に、尊厳ある生の保障を」「死はあくまでも結果であって、目的ではない」障害があっても適切なサポートさえあれば幸せな人生を歩んでいける。その可能性を事前に排除することは問題。障害がある子が生まれても大丈夫だという環境を整え前に、着床前診断、出生前診断を受けるかどうか、産むかどうかの選択を迫られるのはアンフェアではないか。
・求めているのは共に生きる社会。
・〇〇の為の特別な配慮とかではなく特別に与えられる安全保護でもない。
などなど、そこまで深く考えたことないので、その言葉に驚きとそれを自己消化できずに固まってる自分がいます。
久しぶりにすごい本に出会ってしまった。