おやじのパイプ

壁に飾ったシベリア抑留中に作ったと自慢していた亡父のパイプを眺めながら写真と木版画の海を漂っている。

名刺ホルダーが出てきた

2022-04-24 20:01:00 | 創作
この冬よく役立ったファンヒーターを押入れに片付けていたら、名刺ホルダーが出てきました。


関東単身赴任9年間に仕事でお世話になったりご挨拶した方々より戴いたお名刺です。
赤い名刺ホルダーは120名分が入ります。10冊ありますので1200名分と黒いホルダーも半部以上入っておりますので、約1300人の方と名刺交換をしたことになります。
特に赤いホルダーに入っているのは仕事内容が当初のモノづくりからガラッと変わって特例子会社、いわゆる障害のある方達を社員としている会社で管理部長として携わっていた5年間の分です。所属していた特例子会社は神奈川県内、東京都内に複数の事業所を持っておりましたので、神奈川県や東京、千葉、埼玉など首都圏で同じ様な特例子会社を運営されている方達と交流し、運営方法などを勉強させていただきました。また支援学校の先生達とも交流し学校見学や我が社を見学に来ていただくなども行っておりました。その際に見学に来られた生徒さんから数名を採用させていただいこともあります。今なおその学校とはお付き合いしているとか、毎年数名の生徒さんに来ていただいているともきいております。さらには行政の方々とも各種の申請などでお世話になりました。思い出すと大変忙しく苦労も多かったですが、ある種充実した時間を過ごすことができました。退職してから更に9年が過ぎました。引越しの時に押入れに入れっぱなしとなっていた名刺ホルダーですが、こうして見つけた機会に断捨離を兼ねて処分させていただこうと思っております。




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