い・ち・に・ち

今更だけどいつも思っていた事

心温2

2023-02-17 15:42:22 | 心温
あの日あの時同じものを見ていた
再会と言う言葉が相応しい空間で
思い出の枠は消えあの頃に戻っていた

昨日までの成長を知っていたかのように
ただ友達と言うやさしさに包まれたまま
笑いながら潤む涙がまぶしかった

それぞれの時間が過ぎて行ったこと
あの日あの時の同じ時間が
確かに存在した記憶が今も続いていた
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心温1

2023-02-16 15:31:31 | 心温
知っている温度

相関図の矢印が互いを結ぶ
結末を示すストーリーのこだわりが
作者の思い通りだったとして
ノンが付くか付かないかで
長さも太さも変わる

未知数の結末に向かって
一日一日を歩む人生は
曲がり角も行き止まりも
出会いも分かれも知らないで
矢印の指す方向も見ていない

後から付いてくる歴史なら
一方通行の矢印がそれても
めげずに放てばいつか当たる
そして自分に届いた矢の先が
本当の関係と温度を教えてくれる
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心詩100

2023-02-15 16:15:15 | 心詩(+1)・心色・続く心音
両手を握りしめる

ひとつふたつと数えながら
共通事項を考える
ひとつふたつと指折りながら
好きなところを考える

目の前にいるのなら
そこにいてくれるなら
開いたままの両手の中に
その温もりを感じられるけど

少し上にある君の目線は
いつも遠い未来を目指してる
今までと一緒に感謝しながら
いつも先を歩いてる


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心詩99

2023-02-14 15:41:41 | 心詩(+1)・心色・続く心音
石橋も叩きすぎると亀裂が入る
壊れる前に駆け抜けるのも必要

中間地点で取り残されて
前にも後にも進めない時
考えるのは苦手でも
想像するのが得意なら

天から降る羽衣求めて
夜明け前の三日月に
願いを込める

波の音は聞こえなくても
太陽の昇る音を聞き分けて
耳を澄ます

心に静寂の光が灯ったら
夜に眠る朝を見つける
さぁもう少し あと少し
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心詩98

2023-02-13 15:21:11 | 心詩(+1)・心色・続く心音
ドアをバタンと閉める音
ドキッとしたら何を意味する

貫くもの貫きたいモノ
目では見えない
触って確かめられない

自分だけのもの
分かってもらえない
どれが本物か判断できない

あやふやで出来ている柔らかい心
茶柱みたいにラッキーな芯が浮く
真ん中を探して着地点に根付いて
倒れない枯れない強さよ育て

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