い・ち・に・ち

今更だけどいつも思っていた事

心深5

2024-10-31 16:38:33 | 心深
同じ結末を期待するから
やり方をアドバイスする
順番を説明する

違う人間のする事だから
得手不得手が現れる
迷いながら見失う

分かっていても
反発されても
教えを乞う並びの中

風に立つライオンも
井の中の蛙も
その世界だけの掟に従う

小さきモノと笑うことなかれ
集まれば大きさを増し
強くしなやかに輪を成す

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心深4

2024-10-30 17:03:40 | 心深
後ろ向きで胸を張っていたら
無防備すぎた

我が道を行く気力で
これしかないと言う強さで
踏ん張って立っていた

すり抜けた努力は
とっくに前に進んでいたのに
同じ歩幅の一歩は
足並みをそろえて通り過ぎた

協調性のA判定は
どこでもらうべきだったのか

完成図とは
崩したピースをそのまま当てはめ
元に戻すだけなのだろうか
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心深3

2024-10-29 16:35:00 | 心深
同じ距離で見られるものなら
左右に並べた画像の違いも
すぐに見つけられるのに

向かい合う顔も声も
こんなに近くに感じられても
どこが違うか見分けがつかない

だから面白いと大人の目線で
他人の事ならゆるく収めて
その場の空気を上手く吸う

けれど
息苦しさを感じたならば
目の前は開けた方がいい

だから
遮る深さを払いのけて
広がる心に息をためる

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心深2

2024-10-28 16:35:00 | 心深
全開の好きではなくなった時

あたたかな陽射しに目を細めて
脳裏をよぎるのはあの笑顔

冷たい風に肩をすぼめて
気になるのはうつむいた顔

閉め切った窓を叩く風に
開け放す勇気をもらい

夜の暗闇にも星がまたたき
やわらかな月の光があることを知る

一方的に受け取る光が
この星のほんのひと粒だと気付いた時

こぼれ落ちたのはあつい涙
誰も知らないしょっぱい涙
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心深1

2024-10-27 16:43:43 | 心深
志は高く天まで届け
いくつまでと言う制限がないなら
世の中の決まりの縛りがないなら

それこそすべて自由で
スタート地点もゴールも決まっていない

はじまりもやり直しも
遅すぎる事はないと言われ
頭では納得していても
現実は〇〇〇〇

自分に厳しく出来ない天邪鬼が
笑顔を武器に前のめりで進む

姿かたちは紛れることが出来ても
心の深さは計り知れない
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