い・ち・に・ち

今更だけどいつも思っていた事

心色4

2022-07-31 13:08:50 | 心詩(+1)・心色・続く心音

薄暗い部屋でクーラーに頼れば

静寂の中で過ごすことが出来る

恋しいはずの陽射しは要らない

土砂降りは困るけど薄い雲は欲しい

その時の自然に染まり

身勝手な欲求だけが限度を超す

共存を自分のモノにしようとして

優越感の塗り替えを試みた

想像上の上下の間を

伺いながら下書きを進める

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心色3

2022-07-30 14:43:24 | 心詩(+1)・心色・続く心音

暑そうな日本地図も

日傘の下の温度差も

目に見える色で表すなら

会いたくてトキメク頬に

会えなくて流した涙を

透明と呼ぶにふさわしい心で

待ち続けることもひとつの形

 

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心色2

2022-07-29 14:14:53 | 心詩(+1)・心色・続く心音

丁寧に慎重に

数えながら織りを成す

初めてならなおさらに

近付きすぎて目をこすり

何度でも繰り返しやり直す

思い描いた図柄通り

心の色に染められて

完成品と呼ばれるに

ふさわしい色を成す

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心色1

2022-07-28 07:23:48 | 心詩(+1)・心色・続く心音

耳を塞いでも聞こえる歌がある

目をつぶっても見える体温がある

いちにちの始まりは笑顔を見たいから

同じ角度でおはようの挨拶をする

新しい自分は

昨日のみんなを引き連れて

いつでも先頭で前を見る

いつでも一番に今を知る

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心音100

2022-07-27 15:09:25 | 心詩(+1)・心色・続く心音

途中から始まったことだけど

続きをやめるのは嫌だったから

新しく始めても良かったけど

それまでを消し去ることは出来なかった

どれもこれも終わりは無くて

生まれる前から続く鼓動が

ここにいるよと音を立てた

抱きしめた体温の中に

無限の世界が広がって

何処に行こうか

誰に会おうか

知らない事ばかりの

知りたい事ばかりの

何に出会おうか

 

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