ホテルの朝食は例によってビュッフェスタイル。混むという話だったので、6時に起きて食堂が開く時間に行きました。もう既に何組か食事をしている方たちもいました。みなさん、早起きですね。 和食と洋食とあり、普段は洋食を選ぶのですが、ここは京都なので和食をチョイス。どれも丁寧に作って有りとてもおいしかったです。
食事を終えてホールを出るとき、入口に並んでいる人の数を見てびっくり!早めに来て良かった~~~。せっかくの旅行。ホテルの朝食で並んで時間を過ごすのはもったいないもん。
今朝の最初の訪問予定地は京都国立博物館で開館時間が9時半からなので、8時半まで子供たちの夏休みの宿題タイムを取りました。
京都国立博物館までは海の先導でぶらぶら歩いて行くことに。途中から階段を下りて鴨川沿いを行きました。川面に鴨や鷺がいたり、小魚が見えたりしました。
とか何とかしているうちに目的地に到着。
子供二人とツレアイは午前中をここで過ごし、私はここの裏手にある河井寬次郎記念館へ。適当に歩いて行ったら迷ったりしながらなんとかたどり着きました。 が、入口の案内を見ると開館まであと15分あるじゃないですか。手前で見たカフェで時間を潰すことにしました。
かなり人気のお店のようで二組ほど待っていて、そうこうしているうちに開館しちゃうんじゃないかと思いましたが、こういう店も久しぶりなので待つことにしました。ほどなくテーブルに案内され、コーヒーをオーダー。
お隣の席の方がとても美味しそうなサンドウィッチを食べていました。いいなぁ~。
さて本命のところへ。やっぱり16年ぶりの再訪です。ずーーっと来たかったんですよね。
陶工・河井寬次郎氏の住まい兼仕事場が記念館として開放されています。
私は、棟方志功氏の板画が好きで、彼と交友のあった河井寛次郎氏にも興味を持つようになりました。
置いてある物、一つ一つに力があります。河井氏が作ったもの、選んだものばかりです。
またしても写真が寝ちゃってますが、これがとてもいいなと思いました。京都を舞台にした「酒場ミモザ」という漫画があるのですが、最終巻に出てくるマスターの話を思い出して・・・
ゆっくり見て回ることが出来ました。京都国立博物館に戻りみんなと合流、そろそろ昼時なので歩きながら探すことにしました。
なかなか手ごろな店がなく、どうしたもんかと思って歩いていると左の方に石を積んで作った建物が・・・。
「近頃はソレ風に見せかけだけで作ったものが多いけど、これが本物なんだよ」と言いながら、入る予定のない路地に入っていくと、その建物は「半兵衛麩」じゃないですか!行けたら行きたいなとチェックを入れていたお辮當箱(べんとうばこ)博物館(入場料タダっすから)の場所です。ここで見学していると時間的にキツかったんですが、行かない手はないと二階へ。
さすが老舗の半兵衛麩だけはあります。素晴らしい品々を堪能させていただきました。
(私の数十倍素敵な写真。適切な説明のブログ→「レトロな建物を訪ねて」)
半兵衛麩を出てちょっと行ったところのお豆腐専門店に(ここでいっかー。この時間に空いてるのはちょっとヤな感じがするけど)と思いつつ入りました。
しかし予想は大外れでとても美味しかったです。
ここで疲れ気味の空はツレアイと宿に戻ることになりました。私と空は「京の夏の旅」で特別公開されている「有栖館-有栖川宮旧邸」へと。意外と遠く、海は少々ヘタレ気味でした。
途中で見かけた素敵なお屋敷。大丸ヴィラだそうです。ここも特別公開されたりするのかしらん?
さて、有栖館-有栖川宮旧邸に到着しました。中で学芸員の方が由来などを説明してくださいました。
この建物も面白いのですが、京都の方の考え方などが話の端々に感じられてそれが面白かったですね。
帰る途中に見た狛犬ならぬコマイノシシw
写真また寝てるしw
蛤ご門を見たいという海の要望でちょっと御所に寄りました。前の方を行く外国人グループがみんなで一本の木にカメラを向けているのでなんだろうとよく見ると・・・・
セミの抜け殻×30くらい
なに撮ってんのか君らはw
蛤ご門の説明をよく読み、弾の跡を探し、時代を感じて・・・。
そろそろ宿に帰る時間。丸太町の乗り場も近かったのでそこから地下鉄で二駅。あっと言う間に涼しく早く宿に帰り着きました。部屋で宿の隣のコンビニで買ってきたアイスを食べて、お茶を飲んで涼しく休憩。
(あんまり長いのでここで続く)
あ。河井寛次郎記念館では、ちゃーーんと許可を取って写真を撮りましたからね